立花岳志「好きなことだけして食っていく人になる!」ファーストステップセミナーレポート③

2016.12.20 by 金子文

この記事の目次

ブログの最大の武器は「影響力」の行使

立花岳志さん広島講演会レポートその③です。

レポート①②では、立花さんが無名のサラリーマンから
プロブロガーとして活躍するようになるまでと、どうして
ブログで情報発信をするといいのかについてレポートしました。

そして、参加者同士の自己紹介と感想をシェアするワークを
挟んで、後半にはいりました。

後半では好きなこととネットを接続してビジネスとして成り立っている
具体的な事例をお話して下さいました。

ブログの最大の武器は「影響力」の行使です。

ブログは全世界公開で誰でも無料で読むことができます。

自分の商品・サービスを紹介したり、
自分自身のブランディングに活用することで、

自分のやりたいこと、ビジネスをスキルアップ
することができます。

立花岳志さんのブログはこちら

No Second Life

人生は一度だけ。二度目の人生はない。だからこそ一度だけの人生をしっかり生きたい。そんな想いから付けたタイトルです。

「好きなこと」と「ネット」を接続すると人生が劇的に変わる!

CDを手作りして販売する!

立花さんの奥さんの大塚 彩子さんは心理カウンセラーとして
活躍されていますが、音楽家でもあります。

今回、大塚 彩子さんは音楽家としての活動を再開され、
ピアノ曲のCDを作られました。

大手のレコード会社でCDを制作すると、
相当数のCDが売れないと採算が取れません。

20世紀では、CDを発売できるのは特別な人
だけでした。

しかも、歌唱印税は売り上げのたった1%です。

なのでもしCDの売り上げが1億円あったとしても
歌手は100万円しかもらえないのです。

後の残りのお金はレコード会社の社員さんの
お給料など、経費に消えていきます。

21世紀の今は、誰でもが情報発信をすることが
できる時代です。

立花さんと大塚 彩子さんは戦略を変えました。

スタジオを借りての録音からCDジャケットの制作、
プロモーションビデオの撮影など、日本のトップクラスの
クリエイターさんたちに直接お願いして手作りでCDを作りました。

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AmazonやCDショツプと契約して販売の仕組みを作りました。

そして、自分たちのブログやメルマガでCDの紹介をしたのです。

 

大塚 彩子さん「森羅万象」プロモーションビデオ

 

その結果、「森羅万象」はイージーリスニング部門で1位に
なり、CDは2000枚近く売れました。

手作りでCDを制作し、自分たちで販売したことで、
経費を最小限に抑えることができました。

なので、CDが2000枚売れただけで、黒字となり、
ビジネスとして十分成り立たせることが
できたのです。

2000枚の売り上げで黒字になるというのは
大手のレコード会社では考えられないことです。

今は小さい規模でもビジネスとして成立する
時代になりました。

iPhoneケースで食えるようになった!

 

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そして、もう一人、abicaseさんの事例も紹介して下さいました。

この方は、iPhone好きで手先が器用な方でした。
そこで手先の器用さを生かして好きなiPhoneのケースを作ることを
思いつきました。

最初はフェルトを使ってケースを作っていましたが、完成度が低く、
なかなか商品として売れませんでした。

それでも、何個も作るうちにしだいに上手になり、ある時、素材を
フェルトから革に変えました。

素材を革に変えたことで、高級感がまし、じわじわと注文が増えて
来ました。

そんな時に、人気芸能人がabicaseをしたiPhoneで自撮りした
画像をアップしたことで、一気に拡散され、人気に火がつきました。

こうなると、マスコミを超える影響力を持ちます。

最初はフェルトでなかなか売れなかったabicaseですが、
今では、革のiPhoneケース製作販売だけで、食べることができています。

このiPhoneケースの価格も、材料の革代とabicaseさんの加工代
だけで、中間のマージンが入ってないので、買う側も安い金額で
購入することができています。

abicaseさんのHPはこちら

abicase

Apple社のiPhoneをはじめとするiOSデバイスのケースブランドです。
栃木レザー社の上質な染色革を主に、カラフルなフェルトをケースに仕立てます。
デザインから製作まで全ての作業を1人で行っています。

・革のコト
表面に塗膜を施さず、キズやシワを含めた革本来の風合いを楽しめる染色仕上げの革を主に使用しています。そのため、定番品といえども1点物の気分で製作しています。

日々お使いになる中で革にクセがつき、日に焼けることで色の深みが増し、時にはキズつき、そのキズが少しずつ革に馴染んで新たな表情となるさまは、革独特の楽しみ方ではないでしょうか。

毎日使うから、毎日少しずつ古くなる。
古くなるけど、味が増して愛着が湧く。
そんなケースを作っています。

ブログで目指すのは「自分の価値観」を世界に提示すること

プロブロガーを目指さなくていい

立花さんのブログは1日に数万人の読者が読んでいます。
そしてブログに貼られた広告からの収入もあります。

ブログで広告収入を得るのは特殊なノウハウ、
テクニックが必要です。

立花さんのように1日3記事更新というのは初心者には
とても大変なことです。

でも、立花さんが、情報発信を勧める理由は、”プロの
ブロガーになって広告収入を得よう”ということではありません。

ブログで自分の商品、サービス、
アイディアを世界に提示する

ことが大事なのです。

お客さんの共感を得る!

今の時代はモノがあふれています。

お客さんの関心は何を買うかではなく、
誰のものを買うかということに
あります。

その時に、自分の価値観やメッセージを発信していると、
それに共感した人がお客さんになってくれます。

前出の大塚 彩子さんは心理カウンセラーとしても活躍
されています。

大塚 彩子さんは週に1回程度メッセージ性の高い内容のブログを
書かれています。

そのブログにカウンセリングのリンクを貼っておくと、
全国から大塚 彩子さんに話しを聞いてもらいたい人が集まって
きます。

ブログがなかったら家の近所しか商圏がありません。
ブログでメッセージを発信していると、北海道から沖縄、
海外に住んでいる日本人の方など、遠くからも申し込みが
あって、カウンセリングは1ヶ月待ちの状態です。

そして、ブログを読んで価値を理解した人が
お客さんとして来てくれるのでとても相性がよく
やりやすいということもあります。

(レポート④につづく・・・)

レポート③のまとめ

今回は「好きなこと」を「ネット」に繋いで、
ビジネスとしての成功例を具体的に紹介してくださいました。

この他にも、

お寿司屋さん激戦区の銀座でFBページを使って情報発信をし、いつも満席の
お寿司屋さん

好きなアクセサリーを作ってブログにアップし、少しづつ
売れ始めた女性

ブログでライブの告知をして満席にするミュージシャン

などの例をお話されました。

まさに、自分の好きなことを磨いていくと、商品やサービスの質が
向上し、ビジネスとして成立していくということがよくわかりました。

ネットで情報発信をするということは自分の可能性が大きく
広がります。

早く取り組んだ人に先行者利益があり、
一歩踏み出して続けた人が「特別な人」になることができます。

立花さんのお話を聞いていると誰でも簡単に好きなことで
お金が稼げるように思えます。

しかし、その前に自分のブログを育てることが大前提として
あります。

大塚 彩子さんのブログが月間読まれているページ数は11万ページ、
ライブを満席にするミュージシャンの方も月に30万ページ読まれている
ほど読者がついています。

Googleでブログを認識されるには、1000文字以上の記事が200記事
程度必要という説もあり、

まだブログ記事が数十しかない初心者の私には頭がクラクラ
するような数字です。

実際、ブログを始めたものの、継続することができなくて、
途中でやめてしまい、また元に戻ってしまう人も多いようです。

次回では、ブログを書き続けるコツについて立花さんのお話を
シェアしますので、お楽しみに。

レポート①はこちら

立花岳志「好きなことだけして食っていく人になる!ファーストステップセミナーレポート①

 

レポート②はこちら

立花岳志「好きなことだけして食って行く人になる!ファーストステップセミナーレポート②

 

 

 

 

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金子文

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