ー 正しさより明るさ ー 広島西倫理法人会 山縣 俊二氏講話

2019.09.02 by 金子文

この記事の目次

明るくやる 万人の下僕となる

令和元年8月30日に広島西倫理法人会の
モーニングセミナーに初めて参加させて頂きました。

 

 

私が今の活動をするきっかけに
なったセミナーでご一緒させて頂いた、
広島西倫理法人会副事務長
上野 律子さんから誘って
頂いたのと、

8月末で任期満了となった
山縣前会長のお話をお聞きしたいと
思ったからです。

山縣前会長が3年前に会長になられた時、
モーニングセミナーの参加者は
十数人ほどだったそうです。

それを毎週80人が参加する
モーニングセミナーにされました。

会長として講話をされる最後の
モーニングセミナーには
雨にもかかわらず99社
107名の参加がありました。

山縣前会長が小さな組織を100社を超える
大きな組織にするためにどんな取り組みを
されてきたのか、

ユーモアを交えながら
楽しくお話してくださいました。

 

正しくやるか、明るくやるか

山縣前会長は「会員を100社にする」と
目標を決めたものの
やり方はわかりませんでした。

どうしようかと思っている時に
縦軸と横軸をつなぐといいと教わりました。
縦軸とは歴代の会長さんです。

そこで、歴代の会長さん訪ね、
亡くなられている方のお墓参りをされました。

横軸は家庭です。
「全て奥さんに相談しなさい」と言われた
そうです。

山縣前会長の奥様は
当時は倫理法人会がどんな会なのかご存知なく
”ダンナが朝早くから
「ハイ、ハイ」と元氣な返事の練習に
行くようになって、何をしているのか
わからない”と思われていたそうです。

 

そんな奥様に相談しても?
と思われたそうですが、

言われた通り、
奥様に相談することにされました。

教えてもらったことを素直に
実践されてさすがです。

 

さて、目標を定めて行動を開始された
山縣前会長でしたが、まず最初に直面されたのは
正しいことしようとすると
”人を責めてしまう自分がいる”ということでした。

 

人を責めては、協力を得ることはできません。
どうしようか・・・と考えられた山縣会長は
あることを閃かれました。

それは、
正しさを求めるのではなく、明るくやろう!
ということです。

正しいことはできないかもしれないけど、
明るくすることはできると思い立ち、

何があっても常に明るくいること、
「明朗」を心がけられたそうです。

 

この日のFacebookの山縣会長へのコメントを
見ると、

”びっくりするほど腰が低くてお茶目な愛されキャラ”

”ホントいつもこれ以上ないとびっきりの笑顔で
受け入れてくれるから、、、今日も107人。
西での最後の話を聞きたくて、
いや、その場に行ってあげたくて、
いや大好きな山縣さんに会いたくて、、
みんな集まった”

とあり、本当に明るく人から愛されているお方
なのだなぁと思いました。

つねに旗を振る

そして100社にするために

常に100にすると言い続け 

旗を振りをやり続け 

100社達成を思い続け

られたそうです。

リーダーはフォロワーがつくまで
裸踊りを踊り続けられる人

と言われますが、
一人で踊っている間は孤独だし、
共感して応援してくれる人が
現れるか不安です。

それでも、強い信念を持って
踊り続けていれば、
一緒に踊ってくれる人が現れます。

「社会運動はどうやって起こすか」
というTEDの動画をご覧になった
方も多いと思いますが、

フォロワーが一人増え、二人増え、
人数が増えてくると、
今度はどんどん人が集まってきます。

一人ではできないことも、
言い続け、やり続け、想い続けることで
フォロワーがついて、
ムーブメントを起こし、
達成することができる実例を
見せて頂きました。

万人の下僕(しもべ)となる

さらに、山縣前会長は
モーニングセミナーで輪読されている

『万人幸福の栞』の内容を
広めると心に決められました。

100社達成に向け、
自分がどう動くかを考えられた時、
他の役員さんや会員さんが
動きやすい環境を作ろう
思われました。

そのために雑用は全部自分が
引き受けることにされたのです。

そしてその考えの基となった
2018年7.7〜7.13
今週の倫理 1089号

『万人の下僕』
というタイトルの通信を
資料として配布してくださいました。

人が人の主人になろうとつとめるとき
みずからその生活をきゅうくつにし、
醜悪な欲望のとりことなる。

が、人が人の下僕になろうとするときは、
おのずからその生活をゆたかにし、
その精神を気高くする。

(中略)

主人的になり、高くとまっていると
自分の面目をたもとうとして
ますます氣をつかうようになる。

人の下になるまいとして、その内心は
実のところきゅうきゅうとしているのである。

これに反して万人のしもべたらんとする生活は
自己のつまらぬ面目や保身にかかわる
ところがないので、じつに心がひろびろとし、
ゆたかな生活が、くりひろげられるのである。

さて、このような「しもべ」になるためには
さしあたって、どのようなことから
実行していったらよいであろうか。

そのためには、まず第一に呼ばれたときには
「ハイ」と返事をして行動にうつすことである。
主人のようにそっくりかえっているのではない。
目下の者から呼ばれても、おなじことである。

第二に、できるだけ、にこやかな心で
人に接することである。

ムリな笑顔は不自然である。
しかし、いずれにせよ、心の中は
おだやかで、なごやかでありたい。
すくなくとも人に接するときは、
そうした心にあることを自覚している
ということがたいせつである。

そして第三に、よろこんで働く。
すなわちその人の下にある心をもって
その人のために進んでつくすという
喜びの精神である。

サービスをしても、
いやいやながらやったのでは意義がなくなってしまう。
世話をするならば、喜んで進んでするのである。

万人の下僕になるというのは
なかなか実践するのは難しいですが、

山縣前会長はその役を成し遂げ、
2018年の広島西倫理法人会20周年
の時には会員数が107社となったのです。

(2019年8月現在では123社の会員数と
なっています)

講話の最後に山縣前会長に大きな花束が
贈られました。

 

そして、全員で記念撮影

県外の倫理法人会からも
山縣前会長のお話を聞きに
駆けつけられていました。

 

モーニングセミナー終了後の朝食会で、
会員さんたちからたくさんお礼の言葉を
かけられて、泣いたり笑ったりの山縣前会長

まとめ

今回は初参加にも関わらず、
このような記念の場に快く
迎え入れて下さって
とてもうれしかったです。

山縣前会長のお話から
たくさんの学びや氣付きを頂き、
少しづつでも、実践していきます。

朝食会が終わって、帰る時
山縣前会長がエレベーターホールの前で
会員さん一人一人に声をかけて
おられました。

私が挨拶をする前に
「あっ、金子さん、
今日はどうもありがとうございました」

と声をかけて下さって、
びっくりしました。

というのも、私は山縣前会長とは
Facebookでやりとりをしたことは
ありますが、

お会いするのは初めてだったのです。

Facebookのプロフィール写真は
ハッピースマイルフォトセッションの
崎田 えみ子さんが可愛く撮ってくれたので、

実物とは若干隔たりがあるし(汗)
あれだけたくさんの人がおられる中で
よく私だとわかって下さったなぁと
感激しました。

さすが、氣配り、心配りの
山縣前会長なのでした。

 

山縣前会長、
中本新会長
崎田 えみ子さんと
記念撮影して頂きました。

写真を撮って下さった
岡村 誠治さん、

ブログに写真提供も
ありがとうございました。

よい記念になりました。

中本新会長のもと、
広島西倫理法人会が
さらに盛り上がっていくことでしょう。

山縣前会長は
今後広島県倫理法人会の幹事長として、
広島県全体の倫理法人会を引っ張って
行かれるそうで、
益々のご活躍をお祈りしています。

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金子文

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