「子どもの才能をのばすお家の使い方」講演会レポート①

2016.10.29 by 金子文

10月4日子育て中のお母さんたちを対象に、
「子どもの才能をのばすお家の使い方」について
一級建築士の八納 啓創先生にお話しをして頂きました。

「子どもの才能をのばすお家の使い方」
というテーマでしたが、自分がどんな人生を生きたいのか
家族とどうありたいのか、そのために“家”というツールを
どう使うのかという人生全般にかかわるお話しをして
下さったので、そのお話しも含めてレポートします。

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自分らしく生きるために

八納先生は、家の使い方について

自分の人生を自分らしく
デザインするためにはどうしたらいいか、

という人生全般にも使えるお話しも
交えながら講演して下さいました。

私たちはつい表面の問題に目が向きがちですが、

その根本にあるもの、
自分たちが望む人生を

送るために何を選択するのか
その基準を明確にして決めておく

ことが大切です。

基準となる考え方を決めておかないと、
何を選択していいかわからず、
いつまでたっても自分の望む方向に
進むことはできません。

リビングをアロマのサロンとして使いたいと
いうお母さんの夢を叶えるようにお家を設計した
ところ、お母さんのアロマの事業が大成功した
方がおられます。

その方が、
「この家がなかったらアロマの事業で
成功することはできなかった」

と言われたそうですが、

八納先生は、「先に叶える夢を決めたから
このような流れになったのですよ」
と言われたそうです。

こういう家を手に入れたいと決意して
決断したことがスタートで、
決意決断がなかったらこの家は手に入りませんでした。

家づくりや人生で大切なことは

決意決断を先にして

そこから、その決断に合わせた自分たちであろうと
行動していくことです。

八納 啓創先生プロフィール

 

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株式会社G Proportion Architects 代表取締役
HPはこちら

http://www.keizo-office.com/index.html
神戸生まれ、人と地球環境にやさしい建築を探求している1級建築士

多数の住宅&施設設計に携わってきた経験から、
建築環境が使う人を幸せにも不幸にもする事実を知る。

設計段階でクライアントとじっくり話し合う
独自のスタイルで理想の設計活動に取り組んでいる。

その温かい人柄のため、家が完成する前に施主の
家族関係がすばらしく改善してしまうこともよくあり、
物腰の柔らかさや温かな空間デザインで口コミになり、
全国に広まっている。

2016年6月時点で、一般建築50件、
住宅設計90棟の設計&設計監理実績を持つ。

現在広島や東京で設計事務所を経営する傍ら、
東京、大阪、名古屋、広島を拠点に
「家族が幸せが育まれる住環境づくり」
「子どもの才能を輝かせる住環境づくり」
などのテーマで講演を行っている。

自らが設計したアトリエ兼自邸で家族とともに幸せに暮らしている。

【著 書】

『わが子を天才に育てる家』PHP研究所

『住む人が幸せになる家の作り方』サンマーク出版

『「住んでいる部屋」で運命は決まる!』三笠書房

『なぜ一流の人は自分の部屋にこだわるのか?』KADOKAWA

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八納先生の”家”への想い

建築士になった理由

八納先生は子どもの頃、スポーツの選手になりたいと思っていました。
ところが、小学校高学年のときに病気になり、半年間の入院生活を
余儀なくされ、さらに中学校の3年間もドクターストップがかかって
運動をすることが出来ませんでした。

スポーツ選手になることを諦めざるを得なかった八納先生は、次に
絵を描くことが好きだったので、漫画家になろうと思いました。

ところが、絵を描く練習をして、
絵は上手に書けるようになったけれど、
ストーリーを考えることができなかったのです。

なので、漫画家になるという夢も断念しました。

大学受験に失敗し、自分の進路を考えていたとき、
絵に書いたものが形になる建築の仕事があること
を思い出しました。

中学生の頃、テレビで建築家安藤 忠雄先生の
ドキュメンタリー番組をみたのを心の奥底で覚えていたのです。

建築家という仕事に、挫折を繰り返した末に辿り着きましたが

「子どもの頃に好きだった”絵を描くという才能”を
どういう形で世の中に表現できるか導かれてきた
のかもしれません」

と八納先生は言われています。

そして今は

“どうすればその建築を使って人の幸せを形にできるか”
ということをいつも念頭において設計をされています。

八納先生の設計したお家に住む人が幸せになる理由
金子
八納先生の設計したお家に住まれた方は、家族の仲がよくなり、
お仕事も順調に展開するなど、いい方向に変わられていく方が多いとお聞きしています。

どうしてそんなお家の設計ができるのかその秘密を教えて下さい。

八納
私はテレビで紹介された人や、本を読んだ人で、
この人に会いたいなと思った人には会いに行きます。

学生の時は安藤 忠雄先生の建築研究所でアルバイトを
させてもらいたくて何度もお願いにいき、
アルバイトをさせてもらいました。

“世界を相手にこんなことを考えるのが建築家なんだ”と、
若い頃に業界トップの方の生きざまにふれることができたのは
大きな収穫でした。

大学を卒業して建築会社に就職をした後、
いつかは安藤先生のようなことを
自分なりの人生で実現したいと思い、独立しました。

また、作家の本田健さんの小冊子を読んで、
この方は豊かなライフスタイルを実現するために
すごい知恵を持っている人だなと感じたので、
本田健さんに会いに行きました。

そして、それから10年くらい本田健さんから、
人生の考え方とか、豊かに生きる人の感性を学ばせて頂いています。

また、一流の人に会うたびに、一流の人が住まいに対して
どんな風に考えているか、ヒアリングしました。

それを家作りにも応用したらどんどん
家を建てた人がいい方向に変わって行きました。

金子
ご自分の師匠になりそうな人、一流の人に会いに行って、その考え方やマインドにふれる
ことでわかることがあったのですね。
八納
私は1級建築士として多くの人の家やオフィスの設計、改築などにかかわります。

そこで、
仕事ができる人、運のいい人、成果をあげている人、人間関係が良好な人、夫婦関係がいい人、

また反対に何をやってもうまくいかない人、
なかなかパフォーマンスをあげられない人

など、さまざまなケースに接するうちに、
自分の願いを叶えている人たちと、
人生がうまくいかない人たちには、ある決定的な違いがあることに気がつきました。

金子
人生がうまく行く人と、いかない人の
お家に対する考え方には決定的な違いがあるのですね。
八納
仕事ができる人や幸せに成功している人たち、
とくに一流であればあるほど、まず住まい(部屋)や
オフィスなどの周辺環境を整えることに徹底的にこだわっておられます。

そして自らがつくった環境に成功を後押しされています。

住まいは、単に「寝て起きて食事をするところ」ではありません。

住まいは、時に人を成功させる力があり、
逆に何をやってもうまくいかない状態にさせてしまうこともあります。

住まいはその人の人生にとって、とてつもなく大きな要素なんですよ。

金子
家の使い方にそれだけ大きな要素があるということは、
その家のお子さんにも大きな影響がありそうですね。
八納
子どもさんがお家で安心して能力を発揮できる場所を作ることで、
社会性やどんな環境でも振り回されない精神力を身につけることができます。

私の妻が家族の心理学や親子関係の心理学の専門家で
カウンセラー
をしています。なので、彼女とコラボで

どんな環境を作れば子どもの才能を伸ばすことができるか、
夫婦でどういう考え方をしていくとより家族単位でハッピーになれるか

などのライフスタイルの磨き方のコンテンツを培ってきました。

こういう考え方をベースに設計している設計士さんはあまりいないでしょうね。

金子
そうかもしれないですね。他の設計士さんたちも
太陽の光の入り方や、風通しなど、居心地のいいお家づくりの提案はされるでしょうけど、
家族の関係がよくなる、住む人の夢が叶うという視点では設計されていないかもしれないですね。
八納
私は家を建てた人が住んだ後、
その人の人生がどうなるかということを一番主眼において設計をしています。

八納先生が設計されたお家には

「自分らしさを表現する家」
「家族の心が一つになる家」

など住む人のライフスタイルをテーマに
したタイトルがあります。

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株式会社G Proportion Architects

HPはこちら
http://www.keizo-office.com/index.html

講演レポート

住環境の影響を知る

ひきこもり
集中力低下
学力低下
親子関係の不和

ほとんどの原因は部屋の使い方にあることがわかりました。

天才とは
誰もが一つは持っている生まれている天賦の才
天賦の才を天才といいます。

子どもの才能(天賦の才)をのばすには
どのような部屋の使い方をしたらいいのでしょうか。

まず最初に参加者がグループになってワークをしました。

1人1分自己紹介をし、後の人は話している人の話を
集中して聞くというワークです。

このワークをした後、参加者の方と打ち解けることが
できて場が和み居心地がよくなりました。

この居心地を変えることができるのは人間です。

ワークをした場はまさに家のダイニングテーブルと一緒です。

ダイニングテーブルを囲んで家族でどういう会話が
できるかということが家の中のコミュニケーションを
高めるポイントになっています。

会話がうまく弾まないという場合は、
親の話が長いとか、親が子どもの話を聞いてないということが
原因として考えられるので、

1人が1分話し、後の人はその話しをちゃんと聞くという
ことをお家でもやってみるといいそうです。

情報過多な時代、住まい手が考える必要のあるたった1つの視点

今の時代は情報があふれているので、
自分がどんな情報が欲しいのか明確にして
情報を選び取ることが必要です。

情報には2つの種類があります。

%e3%82%82%e3%81%ae-001モノとは
家を建てる場合だと
材料や工法、構造などのハード面

コトとは
どう人生を歩みたいか
どういうライフスタイルを演出したいか
というソフト面

になります。

“モノ”に関する情報は専門家でも追いかけるのが
大変なほど日進月歩で進化していきます。

なので、”モノ”に対する情報はその分野の専門家に
聞くというのが、自分の欲しい情報を手に入れる一番
確実な方法です。

“コト”については自分が主体となって考えることで
専門家はサポートしかできません。

子どもの育て方も家族や夫婦でどんな意図を持って育てるかを
一致させることが大事です。

そこが一致していないと子どもは混乱します。

 

 

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子どもの才能をのばすお家の使い方その②に続きます。

その②では

子どもにとっての家とは
わが子を才能豊かに育てる1歩とは
明日からできること

についてレポートします。

お楽しみに。

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金子文

金子文

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