和の心を次世代へ「日本道」 その①

2018.04.01 by 金子文

この記事の目次

『日本道』とは

『日本道』とは
「道」と名のつく最後の習い事として

株式会社ザメディアジョンの
山近 義幸社長が中心となって
立ち上げられました。

日本の素晴らしい
文化伝統、歴史などを7つのテーマ
にまとめ、

和の心を次世代に引き継いでいく
ことを目的とした講座です。

 

(株式会社ザメディアジョン 山近 義幸社長)

 

『日本道』の7つのテーマ

①日本人が大切にしたい【文化・伝統】

②日本人が大切にしたい【神話・天皇】

③日本人が大切にしたい【神社・仏閣】

④日本人が大切にしたい【大和言葉】

⑤日本人が大切にしたい【和食・食文化】

⑥日本人が大切にしたい【出来事】

⑦日本人が大切にしたい【偉人】

 

山近社長が『日本道』を始められたきっかけ

ダイヤモンドカンパニーとは

山近社長は

ダイヤモンドカンパニーと
未来をつくる若者たちを応援する

という使命をもって活動されています。

山近社長が言われる
ダイヤモンドカンパニーとは

山近社長
小さくてもキラリと輝く会社のことです
山近社長
一般には知られていなくても、

実は業界トップクラスのシェアを持つ会社

業界初のものを作った技術力のある会社

地域に長く根差した会社

人財を育てることに長けた会社

志のあるベンチャー企業

いい会社にしようとコツコツ努力を重ね、
輝き始めた会社

私はそんな企業を
”ダイヤモンドカンパニー”と呼んでいます

ダイヤモンドカンパニーを増やしてニッポンを元気にする!
山近社長
ダイヤモンドカンパニーをいい会社に
するための仕組みとは、

ずばり、
新卒採用です!

山近社長
私はこれまで新卒採用によって
いい会社に変わっていく会社を
数百社も見てきました。

新卒が入社するとまず、
若手に火がつきます。

幹部に責任感が生まれ、
採用担当者も成長します。

お客様や取引先、
銀行などの会社の関係先の
会社を見る目さえ変わります。

もっとも変わるのが
社長自身なのです。

山近社長
フレッシュで真っ白な
新卒学生が入っただけで、
会社の雰囲気は激変します。

私はもっともっと
ダイヤモンドカンパニーを増やし、
ニッポンをさらに元気に
したいのです!

大学生の就活支援

山近社長はダイヤモンドカンパニーを
増やしたいという想いで、

25年以上も新規採用のお手伝いを
されています。

さらに就活支援の一環として
就活前の学生をご自身の鞄持ちとして同行
させる”鞄持ちインターシップ”をされています。

山近社長は会議や商談などビジネスの最前線の
場面にも学生を同席させます。

学生は山近社長と行動を共にして
現場を体験するとこで

経営者がどのように考え、行動しているか、
肌で体感することができます。

山近社長

”鞄持ちインターシップ”をすることで

経営者たちのリアルなビジネス現場を
生で見た者しか得られない本物の就活力、

そして社会で活躍できるビジネス力とは何かを、
就活前に感じることができます。

山近社長
本当の答えはいつも「現場」の中にあります。

大学生のうちに
現実を自分の目で確かめ、頭で考え、
心で感じてみる

ことで、今いる自分の環境の枠から
飛び出すことができます。

就職活動や社会人になったときに
この経験が役に立ちます。

 

 

山近社長

就活前に、鞄持ちで失敗経験をすることで、
物怖じすることなく、ノンストップで成長する
力になります。

就活前の学生はまだどんな失敗をしても
許される存在です。

社会に出る前に冷や汗をかくほどの失敗体験を
積んで欲しいです。

山近社長
挑戦して失敗した経験こそが
人を大きく成長させます。

山近社長の鞄持ちインターシップを経験した学生さんは
行動力、意識が高まり、希望の会社に就職することが
できています。

たった1日で内定への道が開ける「鞄持ちインターンシップ」とは – あの山近義幸.jp

鞄持ちインターンを体験していない人 ・社会人と話すことに慣れていない ・社会で働くことへのリアルなイメージが湧かない ・エントリーシートで落とされてしまう ・他の学生とエピソードで差を付けることができない ・個別面談で面接官に興味を持ってもらえるエピソードを話せない 鞄持ちインターンを体験した人 ・…
学生の日本文化離れの原因

山近社長は、学生の就活支援をされる中で、

若者が自分たちの祖国である
日本のことを知らないこと

言葉使い、礼儀作法などが乱れて
しまっていることに気がつかれました。

日本の素晴らしい文化伝統や
人を思いやる和の心が
若者に受け継がれていないのです。

 

日本人が和の心を忘れるようになった
一つの原因としてアメリカの

「日本人白痴化計画」
の影響もあると言われています。

第二次世界大戦で、
敗戦した日本にGHQがやってきました。

アメリカ人は
日本人の精神性の高さに驚きました。

日本人は志を持って社会に貢献する徳を
重んじる民族です。

お金や地位・名誉などで
コントロールできる民族ではありませんでした。

日本を支配したいアメリカにとって
この民族性はとてもやっかいなものでした。

 

そこで、

アメリカは日本人の和魂を骨抜きにする
政策を実施したのです。

その結果、日本人は相手を思いやる利他の心から
自分の私利私欲を満たす利己的な考えをする
ようになってしまいました。

 

このことが日本社会の乱れに
繋がっているように思われます。

 

山近社長はこの現状に危機感を覚え、
若い人たちに日本の素晴らしい”和”の伝統を
受け継いでいきたいという思いで
この『日本道』を始められました。

若者の日本文化離れは大人の責任
山近社長
今の日本の若者たちは親や先生を尊敬せず、
自分に自信のない国民世界一になってしまいました。

これは、GHQのせいでしょうか?

ゆとり教育のせいでしょうか?

日教組のせいでしょうか?

山近社長

違います!

これは私たち大人の責任です。

これからの日本を支えるのは”若者”です。

私たち大人が和の精神に立ち返り、
行動する背中を見せることで、
若者たちを導いて
いく必要があります。

私は少しでも若者が日本を好きになる
きっかけになればと思い、

若者に伝えたいこと、語り継ぎたいことを
若者が楽しみながら学べるようにという
想いをこめて『日本道』を始めました。

 

「今の若い者は・・・」
と若者を批判しても

GHQやゆとり教育のせいにして
嘆くばかりでは何もよくなりません。

今の若者がこんな現状になったのは
自分たち大人の責任だと明言し、

今のこの現状を変えるために
自分にできることは何かを考え、

形にされた山近社長の
熱い想いを感じることができました。

”鞄持ちインターシップ”の現場

私が山近社長と知り合うことができたのは
フィナンシャル・アドバイザリー
代表の三村 達也さんがご縁を繋いで
下さったからです。

 

 

(左から
フィナンシャル・アドバイザリー 三村 達也代表
株式会社ザメディアジョン 山近 義幸社長
新潟県立大学 鞄持ちインターシップ中の斎藤 華菜さん)

 

金曜日の早朝に山近社長から初めて
メッセージを頂き、

急遽翌日に東京で開催された
【大和言葉】セミナーに
参加させて頂きました。

 

東京駅で山近社長と
この日鞄持ちをしていた新潟県立大学の
斎藤 華菜さんと合流しました。

 

鞄持ちといってもただ鞄を持つだけでなく、
山近社長の秘書的な役割もします。

靖国神社の遊就館で海軍カレーを食べようと
いうことになり、タクシーに乗りました。

齋藤さんが前の席に乗り、
支払いをして領収書を受け取ります。

遊就館は、日本を守るために戦争で
亡くなった方の遺書や遺品などの
資料が展示されています。

 

カレーができる間に売店の書籍コーナーに行き
オススメ図書などを見せて頂きました。

 

山近社長がその中から単行本を
10冊くらい手に取って、
齋藤さんに「これ、買っといて!」
渡されました。

齋藤さんは「はいっ」と返事をして
本を受け取り、レジに向かいます。

私たちは先にレストランに戻り、

本の支払いを済ませた齋藤さんが
小走りに戻ってきて一緒に
カレーを食べました。

 

齋藤さんは
山近社長が出される指示はもとより
常に気配りをし、先を読んで
きびきびと動かれていました。

金子

齋藤さん、学生さんなのに
とてもよく気が効いてスゴいですね。

と山近社長に言うと

山近社長

いや〜。初日は全く何もできなかったんですよ。

と言われていたので、びっくりしました。

この日が齋藤さんの”鞄持ちインターシップ”最終日
とのことでしたが、

ほんの数日でここまでできるようになるとは
山近社長の現場体当たりの指導力と

齋藤さんのしっかり学ぼうという
素直さを感じました。

食事が済むと『日本道』セミナー会場まで
歩いて移動しました。

山近社長は大股でどんどん歩かれます。
鞄やら本やら重たい荷物を持っている
齋藤さんは遅れながら一生懸命ついて
きます。

私は山近社長のことをよく知らないまま
お会いしたので、

「どうして就活支援をされているのですか?」

と聞いてみました。

そうすると

「就活支援をしてると体裁がいいから」

という意味の返事が返ってきました。

私は学生の就活支援への熱い想いが
返ってくると思っていたので、ちょっと
肩透かしをくらったような感じがしました。

 

だけど、広島に帰ってから
調べてみると、

”鞄持ちインターシップ”は
2000年から始められ、もう18年続けられている
ことがわかりました。

山近社長の鞄持ちをした学生は約5000人!

 

学生さんとはぐれたり、鞄が行方不明になったり、
いろんなトラブルもあったようですが、
それでも続けられているのは、

 

ダイヤモンドカンパニーを増やすことで
日本を元気にしたいという熱い志が
あるからだこそと思いました。

 

山近社長の鞄持ちをした学生は
この体験からいろんな気づきを得て
大きく成長して社会に羽ばたかれて
います。

 

毎年1万人の大学生、
1000人の経営者・人事担当者に会うことを
自らに義務付けて全国を飛び回る山近社長も

若い頃は挨拶もできない人間だったそうです。

山近社長

かつて無気力で何も知らなかった私を
まっとうな世界に戻してくれた人たちがいます。

私が今あるのは、私への社会常識や
大切なことの教育、叱咤激励を、
あきらめずに粘り強くしてくれた魅力的な
人生の諸先輩たちのおかげです。

そして私は「天職」と呼べる仕事と出会えました。

 

山近社長

就活は、人間力が高まる
運命的な人たちと出会うことができ、

 

ご縁と呼べるような会社と
出会える絶好のチャンスです。

 

そんな大事な時期に、
逃げずに学生たちと
本音で関わるのはもはや
「天命」であり、

人生の諸先輩方への恩返し
だと思っています。

 

 

山近社長

私は、この国にもっともっと、
いい笑顔を増やしたい。

学生も経営者も、ビジネスマンも、
いい仕事をしている人たちは決まって
みんないい笑顔です。

そうは言うものの私は笑顔が苦手です。

だから人並み以上に努力し続けるしかないと
思っています。

これからも毎日全国のどこかへ出かけ、
現場・現物・現実主義で
「ご縁と感謝」

の輪を広げていきます。

 

鞄持ちインターシップに参加した
男子学生の感想

【最後にこの4日間の鞄持ちインターンシップを終えて】
この4日間、自分ではできてないと思うこともたくさんあったが、
特に何気なくやっていることが初めての場で役に立ったり、
それが褒められて嬉しかったり。

たくさんの方に出会って話を聞くことができて。
この4日間をまとめるとしたら、
「新発見の4日間」になると思う。

自分のできていないこともできていることも、
初めて会うような人も。
この4日間で知ることができた
これらのことでさえほんの一部だと思うので、
これからももっと新しい発見をしていきたい。

最後に、山近代表、鞄持ちインターンシップを通して
出会ったみなさま、インターンシップをするにあたって
アドバイスや体験談を聞かせてくれた

みなさま、
本当にありがとうございました。

 

”鞄持ちインターシップ”の
詳しい体験レポートはこちら

 

『日本道』大和言葉セミナーレポートは次回に続きます。
お楽しみに!

 

 

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金子文

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