楽しんでいる人にはかなわない

2017.02.19 by 金子文

フィギュアスケート女子 三原 舞依選手 四大陸選手権優勝

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フィギュアスケート四大陸選手権、
18日に女子フリーが開催されました。

 

女子はショートプログラム4位からの
劇的な逆転で三原 舞依選手が優勝しました。

 

四大陸初出場で初優勝は
浅田 真央選手以来です。

 

しかも三原選手自身初の
200点越え200.85点のスコア!

 

日本人女子では浅田 真央選手
安藤 美姫選手、宮原 知子選手
に続く4人目という快挙です。

 

今回の四大陸選手権は
来年の平昌(ピョンチャン)
オリンピックと同じ会場で
行われました。

 

オリンピックと
同じ会場ということで
場の緊張感にのまれて、

 

普段の実力を発揮
できなかった
選手もいました。

 

三原 舞依選手は最終グループの
2番滑走です。

 

1番に滑走したアメリカの
長洲 未来(ながす みらい)選手が
194.95の高得点をマークして
その時点で1位になりました。

 

 

会場からは歓声があがり、
長洲 未来選手のスケーティングの
余韻が残った場面で、

 

三原選手が登場しました。

 

 

にっこり微笑んで最初のポーズを
とります。

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音楽が流れはじめると

 

スピードにのって最初のジャンプ、
難度の高い3回転ルッツ+3回転トーループ
をきれいに決めました。

 

難病からの復帰

三原選手、今季は特別の
想いがありました。

 

2015年の12月に
「若年性突発関節炎」という
難病に罹ってスケートが
できない状態になって
しまっていたのです。

 

「若年性突発関節炎」とは

若年性のリウマチのような症状で
全身の関節が痛む病気です。

 

三原選手は2週間入院して
歩くこともままならず
車椅子生活をしていました。

 

痛みがでる膝や足首をカバーするために
筋力強化を徹底的にやり、

 

4ヶ月かかって
昨年の春に氷の上に戻ることが
できました。

現在も月に1回、通院しながら、
寒さが関節に響くため、
入念にアップを行い、
カイロなどで体を温めながら
競技を続けているという状態
なのです。

 

今季は病気から復帰できたシーズンで、
逆境から王子様に見初められる物語とを
重ね、フリーの曲目に「シンデレラ」
を選びました。

 

辛い苦しい時期を乗り越えることが
できたのは

 

フィギュアスケートが好きという
自分の情熱だけでなく、

 

中野コーチや支えてくれた
周囲の人たちのおかげ、
と感謝の気持ちを語って
います。

 

「周りの方たちの支えと、
もう一度氷上に戻れたうれしさが、
ここまで来られた原動力
になっています。

たくさんの支えのおかげで、
私の努力だけではここの場所に
来られなかったと思うので
感謝しています」

 

楽しくてたまらない

 

 

三原選手は最初の大技を決めてから
波にのり、

 

次々とジャンプを成功させました。

 

そのたびに溢れるような笑顔。

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スピンやステップの間も
この場で滑れることが嬉しくて
楽しくてたまらないという

 

三原選手の喜びが体全体で
表現され、

テレビを見ている私にも
ひしひし伝わってきました。

 

後半に入って、体力が消耗してからの
3連続ジャンプも見事に着氷。

 

最後のスピンまで
ノーミスで演技を終了し、

 

満面の笑みで挨拶をしました。

 

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得点が発表され、
200点超えたことがわかると

 

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大きな歓声をあげ、中野コーチと抱き合って
喜んでいました。

 

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表彰台で「君が代」を斉唱する
三原選手の目にはうっすら
涙が浮かんでいました。

 

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最後に2位、3位の選手と一緒に
写真を撮って、感動の表彰式でした。

 

世界選手権

今シーズン最後は

3月29日からフィンランドで
行われる世界選手権です。

 

世界選手権には

宮原 知子(みやはら さとこ)選手

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樋口 新葉(ひぐち わかば)選手

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三原 舞依(みはら まい)選手

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の3人の選手が出場します。

 

今日本の女子フギュアのエースは
宮原選手ですが、

左股関節の疲労骨折で
試合にでれない状態です。

 

3月の世界選手権までに
どこまで復活できるか
微妙です。

 

また樋口選手は今回の
四大陸選手権で、
実力を発揮できず、9位
に終わりました。

来年の五輪で、
出場枠を最大3枠を得るには
上位2人の順位が
13以内となることが必要
という規定があります。

 

世界選手権ではさらに
ヨーロッパの強豪選手も
参戦するので、

 

(四大陸選手権は
ヨーロッパの選手は
参加権なし)

 

三原選手がどこまで上位に
食い込めるかということに、

 

期待がかかります。

 

まとめ

孔子の有名な言葉に
こんな言葉があります。

 

子曰、知之者不如好之者、好之者不如樂之者。

子、いわく

之れを知る者は之れを好む者にしかず。

之れを好む者は之れを楽しむものにしかず。

 

意味は

物事をただ知っているだけの
人は、それを好きな人には
かなわない。

それを好きな人は楽しんでいる人
にはかなわない。

 

ということです。

きっと三原選手は今シーズンの
大会で、演技をしている時、

結果を気にして演技しているのではなく、

氷の上で演技ができるということ
そのものを喜んで楽しんでいるのだと
思います。

結果にフォーカスすると人は
プレッシャーを感じて萎縮して
しまい、

本来のパフォーマンスを発揮する
ことができません。

その時を楽しむことで、
心と体が緊張から解き放たれて

リラックスすることができます。

スポーツ心理学では

人は「楽しい」と感じて
いる時、最高のパフォーマンスを
発揮すると言われています。

世界選手権では三原選手に
さまざまな重圧がかかります。

これからまた厳しい練習を
積んでいくのでしょうが、

本番では、

今までのように氷の上で演技ができる
ことを喜んで楽しんで、滑って欲しい
です。

そうすれば、きっと結果はついて
きます。

世界選手権で日本選手の活躍
楽しみですね。

私も、三原選手の演技に勇気を
もらって、目の前のことに
楽しんで取り組みます。

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金子文

金子文

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