チョコレートのリンツ(Lindt) 不可能を可能に  

2017.02.03 by 金子文

この記事の目次

リンツ リンドールチョコ

このかわいいチョコご存知ですか?

ファイル_000-14

スイスの老舗、リンツの
リンドールチョコです。

 

私が初めてリンドールチョコを
食べたのは10年位前でした。

 

誰かが海外旅行の
おみやげで買ってきてくれた
んだと思います。

 

リンドールチョコは

 

 

内側のガナッシュ
(チョコに生クリームを
混ぜたもの)を
上質のチョコでコーティング
してある

 

二層になったチョコです。

img02

 

外側の上質なチョコが
口の中で溶けると

 

内側からソフトなガナッシュ
が出てきて、

 

そのとろける甘さは
「黄金の甘さ」と
言われています。

 

 

私も最初に食べた時から、
すっかり
リンドールチョコの
虜になりました。

 

一粒が正規の値段で
100円くらいするので、
ふだんはなかなか買いませんが、

 

もうすぐバレンタインということで、
なにか美味しいチョコないかな〜

 

と考えていたとき、
リンドールチョコを
思い出しました。

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広島センター街アクアの
2階にある、

 

PLAZAにリンドールチョコを
売っていると

 

誰かが言っていたのを思い出して、
お店に行ってみました。

 

 

そうしたら、10種類もバラ売り
(5個単位で販売)されていて、

 

そのかわいらしさに思わず
テンションが上がりました。

 

 

贈答用はもちろん、
自分のために全種類買って
しまいました(笑)

 

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家に帰って、
10種類のチョコを割ってみました。

リンドール.001

中に包む素材にあわせて、
ガナッシュの硬さや

 

コーティングするチョコの
甘さ加減が絶妙で

 

リンドール発売以来、
世界中で60年も愛され続けている
理由がここにあります。

リンツとは

img01

1949年、リンツの
メートル・ショコラティエたちは、
未だかつてない、

まったく新しい
チョコレート体験が
できる製品を開発しました。

 

それは、チョコレートの中に
なめらかにとろける
フィリングを
つめた「リンドール」です。

 

リンツ秘伝の
フィリングを包み込む
上質なチョコレートを
使った丸いシェル、

ひとたびそのユニークな形の
シェルを破ると、なめらかな
フィリングが口の中で
甘美にとけ始めます。

 

この究極のチョコレート体験が
人々を魅了し、

誕生して60年を
超えた今では、
そのバラエティーも増え、

 

リンツのチョコレートの中で
もっとも親しまれている

 

製品として、
世界120カ国以上で

 

愛され続けています。

 

リンドール(LINDOR)は、
リンツ(Lindt)と

フランス語で
金(ゴールド)を表す


オール(Or)を
組み合わせて

名付けられました。

(リンツのHPより)

リンツの歴史

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1879年。ベルン(スイス)の
薬剤師の息子、


ロドルフ・リンツは
チョコレートを作ることを
夢見ていました。

当時のチョコレートは
とても硬かったため、
何度も何度も
噛まなければなりませんでした。

 

菓子職人で美食家だった
ロドルフ・リンツは、硬くない、
舌が喜ぶチョコレートを作りたいと
思っていました。

ロドルフは夜更けまで
カカオ豆の量を増やしたり、
カカオバターを温めたり、


それまで誰も試みたことのない
細かい調整を行いました。

 

レシピを考案しては試す
日々が続きましたが、

彼が求める理想の
チョコレートには
一歩も近づくことができ
ませんでした。

 

ある金曜日の夜、
裕福な家庭で育った
ボンボンとして

皆に軽視されていた
ロドルフ・リンツは、

なにか予感があったのか、
ちょっとした反抗だったのか、

 

その日の仕事を投げ出し、
あろうことか機械の電源を
入れたまま帰宅して
しまいました。

 

機械は週末中ずっと
稼働し続けました。

 

週明けの月曜日、
ロドルフ・リンツは


工場で目にした光景に
ショックを受けました。

かくはん槽の中には
丸焦げになった
チョコレートではなく、

 

輝きを放つ、
美味しそうな匂いの、
なめらかなチョコレートが
ありました。

 

彼はそのチョコレートを
口に入れてみましたが、

 

その時初めて口の中で
とろけるチョコレートを
味わったのです。

 

まさに至福の瞬間でした。

 

その時、彼はそれまで
ほとんど誰も知らなかった
ことを発見したのです。

連日連夜混ぜるコンチングと
呼ばれる工程を経て
チョコレートを


練り上げることも非常に
重要だったことを。

もちろん、カカオバターは
必要ですが、
どれくらい必要なのか、

 

また他に何か必要な
材料はないか、
ロドルフは考えました。

 

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以来150年近く、スイスそして
世界各国のチョコレートメーカーは、

リンツ家のレシピの秘訣を
探り続けましたが、

 

これまでに
リンツチョコレートの再現に
成功している
メーカーは存在しません。

 

(リンツHPより抜粋)

まとめ

今回、リンドールチョコの記事を
書こうと思って、

 

リンツのHPを見ました。

 

この口どけなめらかな
チョコは

 

ルドルフ・リンツ氏が

 

「硬くない舌が喜ぶ
チョコレートを作りたい!」

 

という並々ならぬ情熱を傾けて

 

試行錯誤の末、
完成したチョコだと
いうことが分かりました。

 

あれから、150年近くたつのに、
まだどのメーカーも
リンツチョコの
味を再現できてない
というのも

リンツの
チョコレートの
素晴らしいさを

物語っています。

 

このルドルフ・リンツ氏
の秘話を読んで気になった
ことがあります。

 

リンツ氏は今までの硬い
チョコレートではなく、
柔らかい口どけのよい
チョコレートを作るために
試行錯誤していました。

 

なかなかうまくいかず、
失敗ばかり。

 

彼の周りの人々はそんな彼に
冷笑を浴びせた

のです。

不可能を可能に

空を飛びたいと夢見た
ライト兄弟

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自動車が一部の裕福な
人しか買うことができなかった
時代に、

「1家に1台車があったらいいな」
と言ったフォードさん

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自宅のガレージで
「パソコンで世界を変える!」
と叫んでいた若い頃のジョブズ

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奇跡のリンゴ 木村 秋則さん

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常識を覆そうとした
人はみんな周囲から
馬鹿にされ、

笑われました。

 

笑われても、失敗しても
自分の想いに情熱を
傾けて努力を重ねて

いくと、

 

世間では突拍子も
ないことと

 

思われていることを
現実にすることが

 

 

”できる”

 

 

んだなぁと思いました。

 

私も勇気が湧いて
きました。

 

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さて、話をチョコに戻して、

 

もうすぐバレンタインですね。
バレンタイン限定のリンドールも

 

発売されていますので、
リンツのHPを覗いて見て
下さい。

 

期間限定、Web限定と書いてあって
思わず注文してしまいました。

 

”限定”の誘惑に負けました(笑)

 

自分が食べちゃい
たくなりますが

 

お世話になっている方に
贈ります。

 

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リンツのHPはこちら

World of Lindt

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金子文

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