10月4日子育て中のお母さんたちを対象に、
「子どもの才能をのばすお家の使い方」について
一級建築士の八納 啓創先生にお話しをして頂きました。

「子どもの才能をのばすお家の使い方」
というテーマでしたが、自分がどんな人生を生きたいのか
家族とどうありたいのか、そのために“家”というツールを
どう使うのかという人生全般にかかわるお話しをして
下さったので、そのお話しも含めてレポートします。

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自分らしく生きるために

八納先生は、家の使い方について

自分の人生を自分らしく
デザインするためにはどうしたらいいか、

という人生全般にも使えるお話しも
交えながら講演して下さいました。

私たちはつい表面の問題に目が向きがちですが、

その根本にあるもの、
自分たちが望む人生を

送るために何を選択するのか
その基準を明確にして決めておく

ことが大切です。

基準となる考え方を決めておかないと、
何を選択していいかわからず、
いつまでたっても自分の望む方向に
進むことはできません。

リビングをアロマのサロンとして使いたいと
いうお母さんの夢を叶えるようにお家を設計した
ところ、お母さんのアロマの事業が大成功した
方がおられます。

その方が、
「この家がなかったらアロマの事業で
成功することはできなかった」

と言われたそうですが、

八納先生は、「先に叶える夢を決めたから
このような流れになったのですよ」
と言われたそうです。

こういう家を手に入れたいと決意して
決断したことがスタートで、
決意決断がなかったらこの家は手に入りませんでした。

家づくりや人生で大切なことは

決意決断を先にして

そこから、その決断に合わせた自分たちであろうと
行動していくことです。

八納 啓創先生プロフィール

 

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株式会社G Proportion Architects 代表取締役
HPはこちら

http://www.keizo-office.com/index.html
神戸生まれ、人と地球環境にやさしい建築を探求している1級建築士

多数の住宅&施設設計に携わってきた経験から、
建築環境が使う人を幸せにも不幸にもする事実を知る。

設計段階でクライアントとじっくり話し合う
独自のスタイルで理想の設計活動に取り組んでいる。

その温かい人柄のため、家が完成する前に施主の
家族関係がすばらしく改善してしまうこともよくあり、
物腰の柔らかさや温かな空間デザインで口コミになり、
全国に広まっている。

2016年6月時点で、一般建築50件、
住宅設計90棟の設計&設計監理実績を持つ。

現在広島や東京で設計事務所を経営する傍ら、
東京、大阪、名古屋、広島を拠点に
「家族が幸せが育まれる住環境づくり」
「子どもの才能を輝かせる住環境づくり」
などのテーマで講演を行っている。

自らが設計したアトリエ兼自邸で家族とともに幸せに暮らしている。

【著 書】

『わが子を天才に育てる家』PHP研究所

『住む人が幸せになる家の作り方』サンマーク出版

『「住んでいる部屋」で運命は決まる!』三笠書房

『なぜ一流の人は自分の部屋にこだわるのか?』KADOKAWA

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八納先生の”家”への想い

建築士になった理由

八納先生は子どもの頃、スポーツの選手になりたいと思っていました。
ところが、小学校高学年のときに病気になり、半年間の入院生活を
余儀なくされ、さらに中学校の3年間もドクターストップがかかって
運動をすることが出来ませんでした。

スポーツ選手になることを諦めざるを得なかった八納先生は、次に
絵を描くことが好きだったので、漫画家になろうと思いました。

ところが、絵を描く練習をして、
絵は上手に書けるようになったけれど、
ストーリーを考えることができなかったのです。

なので、漫画家になるという夢も断念しました。

大学受験に失敗し、自分の進路を考えていたとき、
絵に書いたものが形になる建築の仕事があること
を思い出しました。

中学生の頃、テレビで建築家安藤 忠雄先生の
ドキュメンタリー番組をみたのを心の奥底で覚えていたのです。

建築家という仕事に、挫折を繰り返した末に辿り着きましたが

「子どもの頃に好きだった”絵を描くという才能”を
どういう形で世の中に表現できるか導かれてきた
のかもしれません」

と八納先生は言われています。

そして今は

“どうすればその建築を使って人の幸せを形にできるか”
ということをいつも念頭において設計をされています。

八納先生の設計したお家に住む人が幸せになる理由
金子
八納先生の設計したお家に住まれた方は、家族の仲がよくなり、
お仕事も順調に展開するなど、いい方向に変わられていく方が多いとお聞きしています。

どうしてそんなお家の設計ができるのかその秘密を教えて下さい。

八納
私はテレビで紹介された人や、本を読んだ人で、
この人に会いたいなと思った人には会いに行きます。

学生の時は安藤 忠雄先生の建築研究所でアルバイトを
させてもらいたくて何度もお願いにいき、
アルバイトをさせてもらいました。

“世界を相手にこんなことを考えるのが建築家なんだ”と、
若い頃に業界トップの方の生きざまにふれることができたのは
大きな収穫でした。

大学を卒業して建築会社に就職をした後、
いつかは安藤先生のようなことを
自分なりの人生で実現したいと思い、独立しました。

また、作家の本田健さんの小冊子を読んで、
この方は豊かなライフスタイルを実現するために
すごい知恵を持っている人だなと感じたので、
本田健さんに会いに行きました。

そして、それから10年くらい本田健さんから、
人生の考え方とか、豊かに生きる人の感性を学ばせて頂いています。

また、一流の人に会うたびに、一流の人が住まいに対して
どんな風に考えているか、ヒアリングしました。

それを家作りにも応用したらどんどん
家を建てた人がいい方向に変わって行きました。

金子
ご自分の師匠になりそうな人、一流の人に会いに行って、その考え方やマインドにふれる
ことでわかることがあったのですね。
八納
私は1級建築士として多くの人の家やオフィスの設計、改築などにかかわります。

そこで、
仕事ができる人、運のいい人、成果をあげている人、人間関係が良好な人、夫婦関係がいい人、

また反対に何をやってもうまくいかない人、
なかなかパフォーマンスをあげられない人

など、さまざまなケースに接するうちに、
自分の願いを叶えている人たちと、
人生がうまくいかない人たちには、ある決定的な違いがあることに気がつきました。

金子
人生がうまく行く人と、いかない人の
お家に対する考え方には決定的な違いがあるのですね。
八納
仕事ができる人や幸せに成功している人たち、
とくに一流であればあるほど、まず住まい(部屋)や
オフィスなどの周辺環境を整えることに徹底的にこだわっておられます。

そして自らがつくった環境に成功を後押しされています。

住まいは、単に「寝て起きて食事をするところ」ではありません。

住まいは、時に人を成功させる力があり、
逆に何をやってもうまくいかない状態にさせてしまうこともあります。

住まいはその人の人生にとって、とてつもなく大きな要素なんですよ。

金子
家の使い方にそれだけ大きな要素があるということは、
その家のお子さんにも大きな影響がありそうですね。
八納
子どもさんがお家で安心して能力を発揮できる場所を作ることで、
社会性やどんな環境でも振り回されない精神力を身につけることができます。

私の妻が家族の心理学や親子関係の心理学の専門家で
カウンセラー
をしています。なので、彼女とコラボで

どんな環境を作れば子どもの才能を伸ばすことができるか、
夫婦でどういう考え方をしていくとより家族単位でハッピーになれるか

などのライフスタイルの磨き方のコンテンツを培ってきました。

こういう考え方をベースに設計している設計士さんはあまりいないでしょうね。

金子
そうかもしれないですね。他の設計士さんたちも
太陽の光の入り方や、風通しなど、居心地のいいお家づくりの提案はされるでしょうけど、
家族の関係がよくなる、住む人の夢が叶うという視点では設計されていないかもしれないですね。
八納
私は家を建てた人が住んだ後、
その人の人生がどうなるかということを一番主眼において設計をしています。

八納先生が設計されたお家には

「自分らしさを表現する家」
「家族の心が一つになる家」

など住む人のライフスタイルをテーマに
したタイトルがあります。

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株式会社G Proportion Architects

HPはこちら
http://www.keizo-office.com/index.html

講演レポート

住環境の影響を知る

ひきこもり
集中力低下
学力低下
親子関係の不和

ほとんどの原因は部屋の使い方にあることがわかりました。

天才とは
誰もが一つは持っている生まれている天賦の才
天賦の才を天才といいます。

子どもの才能(天賦の才)をのばすには
どのような部屋の使い方をしたらいいのでしょうか。

まず最初に参加者がグループになってワークをしました。

1人1分自己紹介をし、後の人は話している人の話を
集中して聞くというワークです。

このワークをした後、参加者の方と打ち解けることが
できて場が和み居心地がよくなりました。

この居心地を変えることができるのは人間です。

ワークをした場はまさに家のダイニングテーブルと一緒です。

ダイニングテーブルを囲んで家族でどういう会話が
できるかということが家の中のコミュニケーションを
高めるポイントになっています。

会話がうまく弾まないという場合は、
親の話が長いとか、親が子どもの話を聞いてないということが
原因として考えられるので、

1人が1分話し、後の人はその話しをちゃんと聞くという
ことをお家でもやってみるといいそうです。

情報過多な時代、住まい手が考える必要のあるたった1つの視点

今の時代は情報があふれているので、
自分がどんな情報が欲しいのか明確にして
情報を選び取ることが必要です。

情報には2つの種類があります。

%e3%82%82%e3%81%ae-001モノとは
家を建てる場合だと
材料や工法、構造などのハード面

コトとは
どう人生を歩みたいか
どういうライフスタイルを演出したいか
というソフト面

になります。

“モノ”に関する情報は専門家でも追いかけるのが
大変なほど日進月歩で進化していきます。

なので、”モノ”に対する情報はその分野の専門家に
聞くというのが、自分の欲しい情報を手に入れる一番
確実な方法です。

“コト”については自分が主体となって考えることで
専門家はサポートしかできません。

子どもの育て方も家族や夫婦でどんな意図を持って育てるかを
一致させることが大事です。

そこが一致していないと子どもは混乱します。

 

 

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子どもの才能をのばすお家の使い方その②に続きます。

その②では

子どもにとっての家とは
わが子を才能豊かに育てる1歩とは
明日からできること

についてレポートします。

お楽しみに。

原田 隆史先生講演会レポート②です。

昨日は原田先生が講演でお話しされていた
日本ハムの大谷 翔平選手のマインドセット
について書きました。

日本シリーズを見ながら
久しぶりにメモを見直してみると
とてもいいことを言われていたのに、
忘れていたことが多々ありました。

時間を守ることがルーズに
なっていたり、

日記がその日の行動記録に
なっていたり、

今回復習をかねてレポートを
書いたことで、日々の自分の行動を
見直すよい機会になりました。

再建の3原則

原田先生が荒れた中学校に赴任した時、
生徒がシンナーを飲んでいたそうです。

そこで、原田先生は言われました。

原田先生:「シンナーは吸うもんやろ。
飲んだらあかんやろ」

生徒:「どうやって吸うねん?」

原田先生:「こうやって吸うねん」

こんな状態から原田先生の学校再建の取り組みが
始まりました。

原田先生は荒れている学校と落ち着いている学校を
比較して3つの違いを見つけられました。

そしてこの3つは
崩壊している家庭、うまくいく家庭
倒産する会社と再生する会社
スポーツにもすべてにあてはまるそうです。

その3つとは

時を守る(時間厳守)

場を清める

礼を正す

一番大事な言葉は

あいさつ
返事
ありがとう

この3つに取り組むと生徒の心のコップが
上向きになってよくなってきました。

自信をつける

子どもたちは自信がありません。

未来を目標目的でイメージさせながら
再建の3原則で心のコップを上に向けて
自信を注ぎたいと考えた原田先生は
精神科の先生や心理学者にやり方を
聞かれたそうです。

そして生徒の自信を育てる3つの方法を
見つけられました。

関わる

①褒める 

ハグ ハイタッチ → 本気で体(スキンシップ)で褒めます

言葉 → 心で褒めます

②叱る

叱るときは

“遅刻はだめ 忘れ物はだめ”

部分否定で叱ります。

“おまえはだめ”という人格否定をしてはダメです。

子どもが自殺する原因になる絶対やったらだめなことは
シカト(無視)をすることです。

③自画自賛

自分で自分を褒めるような躾をします。
2つの項目の日誌をつけることで自画自賛し、
自信をつけることができました。

仕事、勉強、スポーツなど自分が頑張った、よかったことを一つ

誰かに「ありがとう」と言ったこと
または自分が「ありがとう」と言われたこと。

「ありがとう」の言葉が行き交った行動を一つ
書きます。

原田先生が育てた生徒は中学校に入学してから毎日、日誌を
書くので卒業するときには

中学校で頑張ったこと1000個
ありがとうが行き交ったこと1000個

合わせて2000個持っています。

ノートを1冊記入し終わったらボンドで
くっつけるので卒業する時には辞書くらいの厚さに
なります。

これで生徒たちは相当自信をつけることが
できました。

行動改善をする

うまくいっている人をモデリングします。

8つの行動を紙に書いて、
できたら⭕️をつけていきます。

3週間できたら習慣になるので⭕️
をつけなくてもできるようになります。

 

教育の目標目的

人は人格(心)の土台の上に能力を発揮します。

 

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主体変容とは自分が変わることで
相手を変えること。

 

原田先生は
「人は人格の土台の上に、能力を正しく発揮し成果をあげる」
と考えられています。

人格という土台があってこそ、人は、
発揮した能力や出した成果を、正しく周囲に
伝播し、自他共に物心両面にわたる利益を
もたらすことができます。

そういった「自立型人間」を育成することに
力を注がれています。

 

原田 隆史先生講演会レポート①はこちら

大谷 翔平選手のマインドセット 原田 隆史先生講演会レポート①

原田 隆史先生プロフィール

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1960年大阪市生まれ。
株式会社原田教育研究所 代表取締役社長
北海道・大阪・東京・京都教師塾 塾頭
元 埼玉県教育委員
高知市教育アドバイザー
三重県政策アドバイザー
ビジネス・ブレークスルー大学 経営学部 教授
一般社団法人JAPANセルフマネジメント協会 代表理事
・日本政策フロンティア アドバイザー
・日本教育推進財団 アドバイザー

奈良教育大学卒業後、大阪市内の公立中学校に20年間勤務。
保健体育指導、生活指導を受け持つ傍ら、
陸上競技部の指導に注力。

問題を抱える教育現場を次々と立て直し、
地元大阪では「生活指導の神様」と呼ばれる。
独自の育成手法「原田メソッド」で、
勤務3校目の陸上競技部を7年間で13回日本一に導く。

大阪市教員退職後、天理大学専任講師を歴任。
「原田メソッド」に多くの企業の経営者が注目し、
ユニクロ、カネボウ化粧品、野村證券、
中外製薬工業、キリンビールなどの企業研修
人材教育を歴任している。

これまでに約320社・6万人のビジネスマンを
指導した実績を持つ。

現在も、家庭教育・学校・企業の人材育成、
講演・研修活動、テレビ出演、執筆活動など幅広い分野で活躍中。

原田先生のHPはこちら

代表 原田隆史よりご挨拶 | 株式会社原田教育研究所

日本シリーズがはじまりました。

今年、投手と打者の二刀流で大活躍した大谷 翔平選手。

日本最速165キロの豪速球を投げて話題に
なりましたね。

今年の2月に”原田メソッド”で多くのスポーツ選手を育成されている
原田 隆史先生のお話しを聞きました。

その時に原田先生が大谷選手のマインドセットに
ついてお話しをされましたのでレポートします。

 

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(原田 隆史先生)

原田メソッドとは

目的や目標・想い・ビジョンを、ツールを活用することで
確実に実現する方法です。

原田メソッド3大ツール

①原田式長期目的・目標設定用紙

②毎日成功に近づく「日誌」

③成功の習慣を作る「ルーティンチェック」

 

大きな成果を上げるためには高い能力が必要ですが、同時に優れ
た人格も欠かせません。

なぜなら、大事を為そうとすればするほど
素直に学ぶ姿勢、周囲の協力を得られる人間性、強い達成
意識などが必要になってくるからです。

だから原田メソッドでは、単に業務上の能力アップだけ
でなく、人格面を磨いていくことも非常に重視します。
「人格の土台があって初めて、能力が発揮される。」
これが原田氏の考え方です。

では、優れた人格はどうすれば身につくのでしょうか。

原田氏は
「仕事を通じて良い習慣を身につけることが最も効率的であり効果的」
と説かれています。

道徳論のような話に終始するのではなく、あくまで
日常の仕事の中で良い習慣を身につけ、
能力も人格も磨くべき、というのです。

この考え方は原田メソッドの特徴の1つであり、
そうした日常の訓練を経て

“自分の人生を切り開く勇気と実行力を持つ人間
(=自立型人間)を育てる”

というのが、原田メソッドが約束する大きなゴールです。

(株式会社ジェイックHPより)

原田先生は人の頭の中にある未来のイメージ、
つまり
夢、目標、目的、希望が大切で、

それがないと仕事や勉強、スポーツ、
芸術活動などで大きな成果をあげること
ができないことがわかったそうです。

未来のイメージは

映像、言葉、感情

の3つで作られます。

生徒に言葉を書かせてそれに
行動を伴わせ、歓喜の感情
イメージを作るために

長期目標設定用紙を
考案されました。

シナリオを書き
ストーリーでイメージを鮮明にし、
ルーティンで習慣にする

これを原田メソッドと名付けて
多くの生徒を導かれ、

荒れた公立中学校の陸上部を
7年間で13回日本一にするという快挙を
成し遂げられました。

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この長期目標設定用紙をみると

明確な目標設定、
(目標設定も最高目標から絶対できる目標、
その目標を達成するための経過目標まで
設定の細かさに驚きました)

成功した試合、失敗した試合を細かく分析し、
問題点や解決策を丁寧に文字化しています。

具体的な毎日の行動目標、期限を決めた行動目標も
中学生が書いたと思えないほど
綿密な計画が立てられています。

目標を達成するために、セルフイメージを
高める工夫がされています。

頭のなかだけでぐるぐる考えるのではなく、
紙に書きだすことできちんと整理することができます。

“成功は思考を文字化する能力に比例する”

と言われますが、これくらい、細かく
目標設定とそれを達成するための練習内容を書き出し、
マインドセットをすることで、

成果をだすための行動が研ぎ澄まされて
目標を達成することができているのだと
思いました。

大谷選手の目標と目的

大谷選手は花巻東高校のときに”原田メソッド”
に取り組みました。

 

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艱難辛苦があっても頑張る人は
目の前の目標と目的を持っています。

原田先生は

目的は方向

その目的が決まればまっすぐに直線で結んで
途中にある階段が目標(距離)

だと話されていました。

 

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大谷選手の目標

日本で活躍して将来大リーグにいく。
ピッチャーとバッターをする両方の世界で
大活躍する(距離)

大谷選手の目的

スポーツを通じて人を育てる(方向)

 

原田先生は花巻東高校に入学した大谷選手に
「高校卒業時の夢はなに?」
と質問されました。

大谷選手は即座に
「ドラフト1位8球団指名」
と答えました。

さらに、原田先生は大谷選手にこんな質問も
されたそうです。

原田先生:「世の中は8本柱だから8つのことが
大事やで。なにが大事や?」

 

大谷選手:「コントロール キレ 160キロ 変化球

運 人間性 メンタル 体づくり」

人生に運は必要です。
運はどうやって高めるのでしょうか?

 

原田先生:「大谷くん、どうするねん?」

大谷選手:「ゴミ拾い 部屋掃除

審判への表裏のない礼儀正しい態度

本を読んで文武両道 応援される プラス思考

道具を大切に使う 挨拶」

 

野球の世界で素晴らしく運を持っている選手は
こんなことをしているそうです。

大谷選手の素晴らしい身体能力と
自分の目的をしっかり定めたマインドセットの
両方が揃って今の活躍があります。

「なんのために野球をするのか?」
という明確な目的を持っているので
辛い練習にも取り組むことが
できます。

日本ハムと広島カープが対戦する
日本シリーズが開幕しました。

広島カープの黒田投手の引退も発表され、
日本シリーズでどんな熱いドラマが
繰り広げられるのか、目が離せませんね。

選手たちの想いのこもったプレーの数々に
勇気をもらって、私も自分の目標に向かって、
チャレンジします。

原田 隆史先生プロフィール

28j4822

1960年大阪市生まれ。
株式会社原田教育研究所 代表取締役社長
北海道・大阪・東京・京都教師塾 塾頭
元 埼玉県教育委員
高知市教育アドバイザー
三重県政策アドバイザー
ビジネス・ブレークスルー大学 経営学部 教授
一般社団法人JAPANセルフマネジメント協会 代表理事
・日本政策フロンティア アドバイザー
・日本教育推進財団 アドバイザー

奈良教育大学卒業後、大阪市内の公立中学校に20年間勤務。
保健体育指導、生活指導を受け持つ傍ら、
陸上競技部の指導に注力。

問題を抱える教育現場を次々と立て直し、
地元大阪では「生活指導の神様」と呼ばれる。
独自の育成手法「原田メソッド」で、
勤務3校目の陸上競技部を7年間で13回日本一に導く。

大阪市教員退職後、天理大学専任講師を歴任。
「原田メソッド」に多くの企業の経営者が注目し、
ユニクロ、カネボウ化粧品、野村證券、
中外製薬工業、キリンビールなどの企業研修
人材教育を歴任している。

これまでに約320社・6万人のビジネスマンを
指導した実績を持つ。

現在も、家庭教育・学校・企業の人材育成、
講演・研修活動、テレビ出演、執筆活動など幅広い分野で活躍中。

 

 

「成功は技術」 原田 隆史先生動画レポートPart1

「成功は技術」モチベーションをあげる 原田 隆史先生動画セミナーレポートPart2

 

2015年6月 福島 正伸先生の講演会レポートその3

 

 

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趣味とはうまくいかないことを楽しむことです。

ゴルフのボールはまっすぐ飛びません。
ゴルフのボールがまっすぐ飛ぶとつまらないです。

夢の実現が困難であるほど充実し
生きがいを感じます。

一生懸命生きる。
誰かを幸せにする努力は生きる意味そのもの。

すべての事業は人が幸せになるためのものです。
そうすると朝から興奮して会社にいくことができます。

解決したい時、その人のために何ができるのか考えます。
自分に原因を探します。原因は特定できません。

原因もなにもかも正解がないので、
正解を作り出していきます。

原因は自分で作っています。
自分の原因にすると解決策が見つかります。

人のせいにすると命令や要求、放棄になります。
根本的原因は自分にあります。

常に努力します。
課題だらけなので常に挑戦者であり続けます。

他人の評価に惑わされません。
日々学びと気づきがあり、充実感を感じます。

挑戦者であり続ける、
完璧がない、正解がないのが素晴らしいです。

永遠に感動が味わえます。
私たちの存在価値を作っています。

自分にないものを集めれば成功する確率が高くなります。

人間関係は一つの法則です。
ミラー効果というのがあります。

信頼すると信頼されます。
自分がしたことが自分に返ってきます。

人が集まるときは
他人の事業を成功させるために集まります。

夢は一人では成功するのが難しいです。

人が集まるのは他人のため、そこに集まるのは勇気です。
勇気がなくなっても仲間ができると出来ます。

信じ切って応援してくれる仲間がいると
諦めないで続けることが出来ます。

ディズニーランドでは新任管理職を集めて
3日間リーダーになるための研修があります。

まず、最初に

「部下を一生涯愛し続けることができる人は
手を上げて下さい」

と言われます。

そこで戸惑って手を上げなかった人は
部屋から出されます。
研修を受ける事ができないのです。

残ったのは・・・去年追い出された人たちです(笑)

自分の思い通りになる人はいません。
受け入れる覚悟がない人に
部下を配属することは出来ません。

新しく管理職になる人には
1年かけて覚悟をさせます。

人は自分を根本から受け入れてくれない人の話は聞きません。
その人の中にある可能性を信じることです。

人は評価できません。全部まとはずれです。
未来はまったくわかりません。

人を信じて受け入れ、
信頼して支援することが大切です。

人が育たないのは支援者の問題です。
こちらが支援できるノウハウを身につけることが大切です。

支援は依存させないことです。
楽をさせると育ちません。橋はかけません。

その人が自分の力で川を泳ぐきっかけを与え続けることです。
永遠にきっかけを与えます。

経営者50人にどのコンサルタントの
支援がいちばんやる気になるか聞いてみました。

解決しようとする人は選ばれません。
経営者に「教える」コンサルタントではなく、
経営者を「信じている」コンサルタントが選ばれました。

勇気を引きだすことが人間を育てることです。
教えると考えません。いかに教えずに導くか
その人が自分で考えるきっかけを与え続けます。

沖縄に旅行に行った時に台風が来て、
暴風雨のためホテル缶詰になった人がいました。

他の宿泊客も缶詰になっていて、することがないので
みんなを集めて話をする場を作りました。

そこからビジネスに繋がりました。
その人はそれ以来、台風が来るのを狙って
沖縄に行っています(笑)

「問題」はチャンスです。
チャンスと受け取るかピンチと受け取るか
先に決めます。

決めた理由は後からついてきます。
どう受け取るか先に決めます。

出来事に感謝すると困ったことがなくなります。
すべて成長する出来事になります。
素晴らしいです。

いやなものはなくなります。
やる気にならない人は、上司が成長するためにいます。

うまくいかないから周りが成長します。
うまくいくまでの過程に存在価値があります。

難しいかもしれないけど、
乗り越えた先に人の笑顔があります。
そういう人の歴史が人類の歴史です。

未来の評価を考えます。
「そんなの無理」というのは過去の評価です。

周りの人は最初自らは動かないけど、必ず後から参加します。
こちらの姿、意思で、周りの人も変わります。

喉がはれてガンと診断されました。

「癌ですか?」
と聞くと

「そのようです。うちでは治せません。
ステージⅢです。」

といわれました。

「ありがとうございます。」
と言いました。

“あなたの命が限られています
迷ったり悩む時間はありませんよ”と
気がつかせてもらいました。

ただ
「いくぞ!」

と思いました。

生きているということは
余命宣告されていることです。

一生で経験できることはたいしたことありません。
そんな時間のない自分の信じた道を行きます。

10時間以上かかる手術はリスクがあります。

社会復帰したいと思いました。
命は人のために使います。

絶対に治す。治す以外にないと決め、治りました。

自分にいちばん合っている、
治ると思いこんでいる治療をしてくれる病院を
全国を回って探しました。

37か所目で治療してくれる病院が見つかりました。

「その治療はやっても無駄です。」

と言われ続けましたが、「できる」
という先生がいるはずだと思い
全国回って探しました。

鹿児島の先生がうちなら治せるかも
しれないと言ってくれました。

「私もずっとそう思っています。
癌が消えるような気がします」

と言いました。

前例のない症例でしたが癌が見事に消えました。

ただ、病院を探すのに1年かかったので、
癌がかなり大きくなっていました。

かなり広範囲に放射線をあてたので、
想像を超える副作用が襲ってきました。

モルヒネも効きません。

意識が朦朧とし、声もでません。

口中が口内炎のようになり、
唾液がしみてとても痛く、

でも唾液がないとくっついて
また痛く、

横になって眠ることも出来ずに
痛みに耐えていました。

その時にはじめて幻覚をみました。
夜中にドアがあいて小熊がいっぱい来ます。

走馬灯のように過去のことを思い出しました。

1時間が辛い。

1分単位でみんなの夢が叶うと考えました。
1分ごとに小さな夢を持つことにしました。

「この1分を耐えたら○○ちゃんの夢が叶う!」
「またこの1分を耐えたら○○さんの夢が叶う!」

‘誰かのために生きる’と思うと
‘生きよう’と思えました。

自分のためは‘もういいよ’と思ってしまいます。
この痛みは、なくならないのに、
「なくなれ」と思うのは辛いです。

毎日が幸せです。あたりまえではありません。

命の使い方、命を輝かせることを考えました。

死んだ時に持っていけるものとして
「命が輝いた思い出」を持って行きます。

どうしたらこの命を輝かせることができるか
考えました。

誰かを幸せにする。
他人の命を輝かせる。
きれいごと理想で生きることにしました。

理想を貫いたその先に人の幸せがあります。
後悔しない生き方をしたいです。

余命は突然宣告されます。
そもそも生きていることが余命です。
なんとなく生きるのはもったいないです。

もっとも輝く生き方は

「こうありたい」と決め、その自分を生きることです。

人の夢を信じて生きていきます。
いちばん後悔しない人生です。

面倒なことかもしれません。
命の輝かせるためにあえてやります。

夢がなければ流されて楽に生きることができます。

子どもたちが大人に憧れる
輝いている大人になりたいです。

「どう生きるか」が大切です。

次の時代はもっといい時代を作ります。
よりより社会にします。
それが私の生き様、「夢」です。

(おわり)

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私は人生において最も大切なことは、
生き方だと思っています。

誰もやらないこと、みんなが無理だということ、
でもそれを実現したら素晴らしいことがあります。

私は可能性があってもなくても、
そこには挑戦して行きたいと思います。

私の人生のすべてをそこにかけていきます。
なぜなら、それが私の生き方なのですから。

福島 正伸

『夢を叶える』 あとがきより

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「夢しか叶わない」

講演レポート①はこちら

「夢しか実現しない」 福島正伸先生講演レポート①

講演レポート②はこちら

「夢しか実現しない」 福島正伸先生講演会レポート②

 

 

福島先生の講演の感想

「夢しか叶わない」

自分のやりたいこと、夢があるから
その夢を叶えるために努力します。

努力すれば、必ず手に入れることが
できるものがあります。

短期間で簡単に成功を手に入れたいと
思うけど、楽して簡単に手に入れたものは
それなりのもので、

やっぱり自分の成長意欲を満足させて
くれるものではありません。

人に答えを教えてもらったら、楽になるのに
と思いますけど、

福島先生は「橋はかけない」と言われています。

自分で川を泳ぎきる力をつけないといつも
人に聞かないと何もできないことになって
しまいます。

福島先生の「依存させない」という姿勢は
厳しいようで、その人のために最高の愛のある
姿勢だなと思います。

自分が失敗して、悩んで、苦しんだ経験から
得たものこそが宝であり、最も価値があるもの
です。

そして、自分の経験から得たもので人の
お役に立つことができます。

不平、不満をいい、易きに流されて終わる人生と
自分を少しでも成長させためにチャレンジをする人生。

どちらの人生を選択するかは自分次第です。
ならばやっぱり自分の可能性を信じて、チャレンジする
人生を選びたいです。

困難や努力は辛いものではなく、自分を成長させる
ことができる可能性にみちた時間です。

夢を叶えるプロセスを楽しんで取り組みます。

余命は突然宣告されます。
宣告されないこともあるかもしれません。

限りある命を輝かせるために

自分を許し、他人を愛し、仲間とともに切磋琢磨しながら、
よりよく生きていきます。

 

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