「必ず食える1%の人になる方法」感想

2017.01.17 by 金子文

この記事の目次

「必ず食える1%の人になる方法」藤原 和博著

417GIn6OcrL
先日読んだキングコングの西野 亮廣さん著の「魔法のコンパス」に
藤原 和博さんの「必ず食える1%に人になる方法」
という本が面白いと書いてあったので、さっそく読んでみました。

藤原 和博氏プロフィール
東大卒業後、リクルートに入社。
18年間徹底的に営業力を鍛える。
37歳のとき、ヨーロッパの「成熟社会」を見たいという
思いからロンドン大学のビジネススクールの客員研究員
として1年間留学。
2003年より5年間都内では初の民間校長として
杉並区和田中学校校長を務める。

二極化する社会

これからは、ほんのひとにぎりのグローバル・スーパーエリート、
それ以外の大多数の人々
というようにビジネスパーソンが上下の階層に真っ二つにわかれる
社会になっていくようです。

ほとんどの人が”その他大勢”ということになるのですが、
その中でも自分の「価値観」と「志向」によって自分の進む道を決め、
その分野で食えるようになるには、「100人に1人」のレアな人に
なることです。

「100人に1人」のレアな人になるためには7つの条件をクリア
する必要があります。

【生き方の4つのタイプ】

71UrZt2EP5L

7つの条件をクリアする

必ず食える1%の人になるために
クリアする条件は7つありますが、
最初の3つはすべてのタイプ共通です。

それは

条件1
パチンコをするか、しないか

条件2
ケイタイゲームを電車の中で日常的に
するか、しないか

条件3
本を月1冊以上読むか、読まないか

ということです。

私はこの3つの条件はすべてクリアしているので
この時点で100人の中の8分の1に入ることができます。

さて、私はどのタイプを目指しているのか、
この4つ中から選んでみると
Bタイプの「プロ(独立)志向」の自営業タイプ
だということがわかりました。

Bタイプで、食える人になるためには、
さらに4つの条件があります。

 

7191sfoki1L

条件4
社内自営業者になれるか、なれないか

条件5
1万時間で技術を身につけたか、
身につけてないか

条件6
知名度があるか、ないか

条件7
自由、寂しさにたえられるか、
たえられないか

この中で、私が一番気になったのは
1万時間で技術を身につけたか、身につけていないか
という数字です。

1万時間をかければ、どんな人でも、どんなことでも
必ずプロレベルに達することができるそうです。

1万時間とは
毎日8時間なら3年半
平日5時間なら10年
平日3時間なら16年半

どんなことでも、だいたい10年続ければ
プロレベルになれるということです。

1万時間と聞くと、気が遠くなる数字ですが、
コツコツ積み重ねれば、誰でもプロになれると
いうことなので、希望が持てます。

Bタイプの人は、自分の時間をやりくりして、
技術を磨く時間を少しでも多く確保する必要があります。

1日にたくさん練習の時間をとる事ができると、
それだけ早く1万時間に到達することができるからです。

そのための時間の確保術についても書いてありました。
その中の一つに

“時間にルーズな人間とは付き合わない”

というのがありました。

自分とスピード感が違う人間と仕事をすると
時間をとられてしまうので、一緒に仕事をしない方が
いいということです。

その人の時間感覚は

①メールの返信スピード
すぐか、数時間後か、翌日か、数日後か

②レポートの作成
すぐに取り掛かるか、締め切り間際になって取り組むか
締め切りをすぎるか

③待ち合わせの時間
10分前にくるか、時間ぴったりにくるか、連絡して遅刻する人
連絡はないが走ってくる人、悠然と遅刻してくる人

などで判断できます。

“逆に時間感覚が自分より速い人と一緒に組めば、仕事も
速く進みます。仕事の密度が濃くなり、アウトプットの
量も増える。

そうして生まれた時間を自分の1万時間に投じるのです。”

私はどちらかというと時間感覚が遅いほうです。

確かに、仕事ができる人は時間感覚が速いです。

この間も書きましたが、和仁 達也先生にA4用紙5枚の企画書をメールで
送ったら15分で返信が返ってきて、その速さにびっくりしました。

仕事が速い人の足を引っ張ってはいけないし、
自分の時間を確保することもできるので、
私の時間感覚を早めることにしました。

さっそく、今日は待ち合わせの時間に早めにつくように出かけました。
10分前に着いて、「やった!」と思ったら、相手の方はもう来られていて、
本を読んでおられました。やっぱりデキる人は違います。

gatag-00005363

まとめ

この本は、目指す生き方のタイプごとに
食える人になるためのヒントが丁寧に書いてあります。

Bタイプの人がやってはいけなことも、
Cタイプの人はどんどんやるべきだったり、

その人がどの生き方を目指すかで、やるべきこと、
やらないことが違ってきます。

自分がどのタイプかを見極め、どう進んだらいいか
“地図”“羅針盤”を手に入れることができる本です。

藤原さんがされていた営業の方法も紹介
されていて、興味深いです。

The following two tabs change content below.

金子文

「自分で自分のことはわからない」と言われるように、あなたにはあなたが氣がつくことができていない素晴らしい魅力があります。私は魔法の質問であなたの魅力を深堀し、あなたが氣づくことができていない売りを引き出します。ご自分の魅力を発見したい方はぜひご相談下さい。

↑
Facebookでシェア
Twitterでシェア
はてなブックマークに追加