喪中の年賀状
この記事の目次
年賀状ありがとうございます
新年になって半月がすぎました。
お正月には今年もたくさん年賀状を頂き、
ありがとうございました。
友人や知人とお互い元気で年賀状のやりとりを
することができてよかったです。
中には年賀状だけのやりとりの人もいて、
年賀状に添えられたコメントからその方の近況を
知ることができます。
子どもさんが成人式だったんだな
娘さんが結婚されたんだ
旅行に行って楽しかったんだな
などなど。
年賀状を見ながら、友人や知人のことに
思いを馳せるのは楽しい一時です。
年賀状欠礼はがき
その一方で、
11月くらいからいただくのが
年賀状欠礼のはがき。
お世話になった方が亡くなられたり、
友達のお母様が亡くなられたり。
年末になって初めて知る訃報もあり、
びっくりして寂しい思いがします。
そんな中で、今年の喪中はがきには、
「年賀状のないお正月は寂しいです。
こちらからの年賀状は控えさせて頂きますが、
皆さまからの年賀状は楽しみにお待ちしております」
「皆様からの年賀状を楽しみにしておりますので、
(年賀状の投函がすんだ)
年末ギリギリに喪中はがきを出しました」
とういう内容の年賀状欠礼はがきを何枚か
頂きました。
私は、喪中の方には年賀状を出しては
いけないものだと思っていました。
だけど、”喪中だから年賀状を受け取ってはいけない”と
いうルールはないみたいです。
もちろん、喪中の方誰にでもだしていいというわけではありませんが、
相手の方が希望されるのならば、年賀状を出すというのは
“あり”だなぁと思いました。
なので、年賀状を希望されている方には、
年賀状を出させて頂きました。
亡くなった父が
「年賀状欠礼はがきを出すと年賀状リストから
はずれて、年賀状が途切れてしまうから
好きじゃない」
と言って
あまり年賀状欠礼はがきを出すのを好まなかったのを
思い出しました。
ひと昔前は、マナーや礼儀が厳しくて、今ほど柔軟に
考えられてなかったですね。
「こちらからの年賀状は控えますけど、
皆様からの年賀状はお待ちしています」
という文言を添えれば、父も心置きなく
年賀状欠礼はがきを出すことができたなぁと
思いました。
やっぱりうれしい年賀状
年末になると忙しくなるし、SNSが普及したことで
年賀状のCMに「嵐」を起用しても、
年賀状離れに歯止めがかからないようです。
だけど、喪中で年賀状がこないとやっぱり”寂しい”と感じる
人も多いんだなぁと思いました。
年賀状が届くとやっぱりうれしいです。
年賀状欠礼を機に年賀状のやりとりがなくなり、
その後お互い引っ越しをして、連絡先がわからなくなった
友人もいます。
同窓会やクラス会をなどをするとき、連絡がとれなくなって
しまいました。
郵便料金の値上がりも決まって、年賀状やはがきを書く人は
さらに少なくなるかもしれません。
はがき推進派の私としては
このスピードの速いデジタルの時代だからこそ、
アナログの温かみを大切にしたいなぁと
年賀状を出さなかった方に寒中見舞いを
書きながら思いました。
そういえば
「年賀状は出さない」と言われている社長さんが
おられました。
「みんながはがきを出すときに出しても、インパクトがないし
埋もれて読んでもらえないこともあるから」
という理由でした。
その方は新年の挨拶のかわりに
お彼岸にはがきを書かれているそうです。
そんなテクニックもあるんですね。
ともあれ、人とのご縁を大切にしていると
お仕事にも繋がりますね。
金子文
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