私の家の近所で
一級建築士の八納 啓創さんが
建てられたお家の完成披露会が
開催されたので、見学に
行ってきました。
八納さんが
「住む人が幸せになる」
ためにどんなこだわりを
持ってお家を設計されて
いるかレポートします。
まずは八納さんのメッセージを
ご覧ください。
【八納 啓創氏プロフィール】
神戸生まれ、人と地球環境に
やさしい建築を探求している1級建築士。
多数の住宅&施設設計に
携わってきた経験から、
建築環境が使う人を幸せにも
不幸にもする事実を知る。
設計段階でクライアントと
じっくり話し合う独自の
スタイルで理想の設計活動に
取り組んでいる。
その温かい人柄のため、
家が完成する前に施主の
家族関係がすばらしく改善
してしまうこともよくあり、
物腰の柔らかさや
温かな空間デザインで
口コミになり、
全国に広まっている。
2016年6月時点で、
一般建築50兼、
住宅設計90棟の
設計&設計監理実績を持つ。
現在広島や東京で
設計事務所を経営する傍ら、
東京、大阪、名古屋、
広島を拠点に
「家族が幸せが
育まれる住環境づくり」
「子どもの才能を
輝かせる住環境づくり」
などのテーマで
講演を行っている。
株式会社G Proportion Architects
HPはこちら
http://www.keizo-office.com/index.html
家族の仲がよくなり、
お仕事も順調に展開するなど、
いい方向に変わられていく方が
多いとお聞きしています。
どうしてそんな
お家の設計ができるのか
その秘密を教えて下さい。
学生の時は安藤忠雄先生の
建築研究所でアルバイト
させてもらいたくて
何度もお願いにいきました。
また作家の本田健さんの
小冊子を読んで、
この方は豊かな
ライフスタイルを
実現するために
すごい知恵を
持っている人だな
と感じたので、
本田健さんに会いに行きました。
そして、それから10年くらい
本田健さんから、
人生の考え方とか、
豊かに生きる人の
感性を学ばせて頂いています。
また、一流の人に会うたびに、
一流の人が住まいに対して
どんな風に考えているか、
ヒアリングしました。
それを家作りにも応用したら、
どんどん家を建てた人が
いい方向に変わって行きました。
その考え方やマインドに
ふれることでわかることが
あったのですね。
そこで、仕事ができる人、
運のいい人、
成果をあげている人、
人間関係が良好な人
夫婦関係がいい人、
また反対に何を
やってもうまくいかない人、
なかなか
パフォーマンスを
あげられない人
など、さまざまな
ケースに接するうちに、
自分の願いを叶えている人たちと、
人生がうまくいかない人たちには、
ある決定的な違いがあることに
気がつきました。
とくに一流であればあるほど、
まず住まい(部屋)や
オフィスなどの
周辺環境を整えることに
徹底的にこだわっておられます。
そして自らがつくった
環境に成功を後押しされています。
住まいは、単に
「寝て起きて食事をするところ」
ではありません。
住まいは、
時に人を成功させる力があり、
逆に何をやってもうまくいかない
状態にさせてしまうことも
あります。
その人の人生にとって、
とてつもなく大きな
要素なんですよ。
その家のお子さんにも
大きな影響がありそうですね。
社会性やどんな
環境でも振り回
されない精神力を身につける
ことができます。
私の妻が家族の心理学や
親子関係の心理学の専門家で
カウンセラーをしています。
なので、彼女とコラボで
どんな環境を作れば
子どもの才能を
伸ばすことができるか、
夫婦でどういう
考え方をしていくと
より家族単位で
ハッピーになれるか
などのライフ
スタイルの磨き方
のコンテンツを培ってきました。
こういう考え方を
ベースに設計をしている
設計士さんはあまり
いないでしょうね。
家族がハッピーになる
という視点では設計
されていないかも
しれないですね。
八納さん設計の
お家が温かみが
あるわけがわかりました。
ということを一番主眼
において設計をしています。
【1】分離発注方式で建築
【2】木造2階+ロフトつきの間取り
【3】2階LDKの天井が4mもある解放空間
【4】高断熱・高気密仕様
【5】整理収納アドバイザーとコラボ企画
【6】家相を組み込んだ間取り
【7】天然素材をベースに温かみのある素材構成
分離発注というのは、
工務店(施工会社)が入らず、
直接、基礎、大工、設備、
電気、ガス、内装、塗装
タイル、金属、建材などを
発注する仕組みです。
今回はメーリングリストを使って、
関係者が工程の情報を
共有することで
分離発注方式で
お家を建てることが
できました。
この方式にすることで、
大幅なコストダウンを
実現することができました。
このお家は
【1階】
玄関
子ども部屋
主寝室
ウォークイン
クローゼット
【2階】
リビングダイニング
【3階】
ロフト
という作りに
なっています。
リビングダイニングを2階に
すると
家が建て込んでいる所でも
屋根から光を採ることが
できるので
明るいリビングに
なります。
また天井を高くすることが
できるので、
解放的になります。
お家の中を紹介します。
玄関を入ると
吹き抜けの階段があります。
【燃費のよい家】
高断熱・高気密住宅は簡単に言うと、
家の中で快適に過ごすために
外の暑さ・寒さに影響
を受けにくくした
住宅のことです。
高断熱高気密にすることで、
快適性を確保した
大きな空間構成が
可能になります。
Q値とは
室内と外との温度差が1度ある時、
家全体から逃げる熱量(ワット)を
床面積(平方メートル)で割った数値。
値が小さいほど暖房した熱や
冷房した冷気を
外に逃がしにくくなるので、
省エネで快適な家
(住宅の断熱性能が高い)
になります。
日本では瀬戸内海沿岸の家の場合、
Q値4.2以下の家を作ることが
義務付けられています。
八納さんの設計するお家は
すべてQ値2以下、
このお家はQ値1.5です。
C値とは
建物にどれだけの隙間があるかを表し、
気密性能を示す指標。
C値が小さいほど、
住宅の隙間が少ないので、
隙間からの熱の出入りが少なく、
断熱性能の高い家になります。
このお家のQ値とC値は
Q値=1.5を確保した高断熱仕様
C値=0.6を確保した高気密仕様
この高断熱高気密仕様で
家の中の温度を年中
20度に保つことが
できます。
冬の寒い朝も
布団からすぐに
出ることができます。
冷暖房費を
抑えることができるので
燃費のよい家といえます。
【ヒートショック】
また最近問題になっているのが
ヒートショックです。
暖かいリビングから
寒い脱衣場に行って服を脱ぎ、
また暖かいお湯につかる
というような急激な温度変化を体に
与えると
体内の血圧が急激に上下します。
そのために、心筋梗塞などの
深刻なトラブルを引き起こす
ことがあります。
ヒートショックでなくなる人は
年間17000人にもなるそうです。
じつに交通事故の約4倍の
人が家の中で亡くなって
います。
これまでの日本の家は寒い家が多く、
冬の部屋の温度差が大きいこと
によるヒートショックが起こり
やすくなります。
また、夏は家の
温度が上がりすぎて
いえの中で
熱中症になって
しまうこともあります。
冬寒く、夏暑い家で
冷暖房費をケチって
くらしていると、
健康を害することに
なります。
家の温度で体調を崩す
ことを防ぐ対策が必要です。
高断熱、高気密で
燃費のいい家は
冷暖房費を
抑えることができ、
人の体にも優しい家
だと言えます。
高断熱と高気密は
セットで機能します。
いくらふかふかのセーターでも
素肌にそのまま着たら
暖かさを感じることは
ありませんよね。
セーターの下にヒートテックの
下着を着るとセーターの
暖かさを感じること
ができます。
それと同じで、家では気密が
ヒートテックの役割を
して、
高断熱の効果を発揮できます。
(床下の断熱材)
今回は
整理収納アドバイザーとの
コラボ企画とのことで、
これでもか!
というくらい
たくさんの収納が
確保されていました。
まず、玄関には、大容量の
シューズボックスがあります。
工夫されているのが、
郵便受けです。
玄関横に投函口があり、
玄関収納の扉の一つを
開けると
郵便受けになっています。
(まだ仕上げ前です)
寒い日や、雨の日に外に
出ることなく
新聞や郵便物を受け取ることが
できます。
玄関ドアに
郵便受けがないので、
ドアがすっきりします。
驚いたのは床下収納です。
このお家は床下が1メートルも
あります。
床下を見てみると
階段があってびっくり
しました。
床下が1メートルあるメリットは
3つあります。
①収納
②将来の床下メンテナンスのしやすさ、
③床下を屋内化することで底冷えしないこと
八納さんは風水も取り入れて
設計されています。
このお家は東南と西が
張り出しています。
東南の張り出しは
発展
を呼び込み
西の張り出しは
経済運
がよくなります。
「人が集い、楽しく発展する家」
というテーマの家が完成しました。
家の内装には
木材がふんだんに使われて
います。
フローリングも
物を落として凹んでも
修復ができる素材
が使われています。
今回、八納さんの設計された
お家を見学させてもらって、
住む人の幸せを考えて
細かいところまで
心配りがされていて、
感動しました。
八納さんの講演会で
家に対する想いを
お聞きしていました。
実際に設計されたお家を
見学して、
なるほど、八納さんの
こだわりが形になっているなぁ
と思いました。
たとえば、キッチンの
コンロ。
このキッチンも既製のキッチンでは
なく、この家に合わせて作られた
ものです。
そして、コンロの位置が少し
低くなっています。
これは、五徳のあるコンロなので、
五徳の高さだけ、
調理台より低くしてあるのです。
こうすることで、調理台の高さと
コンロにかけた鍋の高さが
同じになるので、
鍋を水平に移動させることが
できます。
調理中も高さが変わらないので
楽な姿勢で調理
することができます。
ご飯の支度は毎日のことだから
主婦にとってうれしい配慮ですね。
また、外からの視線を
気にしなくていい窓が
あると
カーテンやブラインドで
目隠しを
しなくてすみます。
階段上のこの窓は近隣の家と
窓がかぶらないので、
カーテンやブラインドで
目隠しをする必要が
ありません。
そのため、いつでも外の
景色を見ることができます。
いつでも外の景色がみれる
窓があるというのも
居心地がいい家の大切な
ポイントだそうです。
八納さんの建てたお家は
家の性能や使い勝手の
よさはもちろんですが、
居心地のよい
家族や人が集まりやすい
空間がありました。
家族やお客さんが
集うことで
いろんなコミュニケーションが
生まれ、
いろんな価値観に触れることで
このお家のお子さんたちの
視野も広がっていく
のだろうなと思います。
八納さんが設計された
新しいお家を手にいれられた
ことで、
これから益々家族が仲良く
楽しく発展していかれる
ことでしょう。
幸せになるお家を建てたいなと
思われている方、
ぜひ一度八納さんに
相談されてみて下さい。
アフターフォローも
きちんとしてもらえます。
株式会社G Proportion Architects
HPはこちら
http://www.keizo-office.com/index.html
実は私、大学生の頃、
フィギュアスケート
していました。
なのでちょっとだけ
スケート通です(笑)
真央ちゃんがブログで引退を
発表しましたね。
真央ちゃんはずっとファンで
応援していました。
今朝の真央ちゃんの
引退発表は驚いたけど、
やっぱりなぁと
思いました。
昨年の日本選手権で
真央ちゃんも頑張っていたけど、
スピード感がなく、
体が重そうでした。
結果は
まさかの12位。
若手が成長してきて、
レベルもすごく上がってきました。
真央ちゃんの年齢的な体力の衰えや
痛めた膝や腰の状態からすると
全日本選手権が終わった段階で、
私はもう来期はないなぁと
思いました。
今シーズン最後の大舞台
世界選手権では
羽生 結弦選手
宇野 昌磨選手の
素晴らしい演技に
日本中が沸きました。
真央ちゃんの
引退の発表のタイミングとしては
その余韻がかすかに残る
シーズンが終わった
今がベストのタイミング
だったと思います。
このタイミングを逃すと
引退発表のインパクトに欠けます。
これほど、大きな反響があって
「真央ちゃんありがとう!」
というたくさんの声が寄せられた
のは 今だからと思うのです。
真央ちゃんもそれをわかっていて、
引退を発表するなら”今”と思いながら、
でも、まだ気持ちの整理がつかなくて、
昨夜は
ブログの公開ボタンを押さなきゃと
思いながら、
押せずにためらっているうちに
23時になってしまったのかなぁと
思いました。
真央ちゃんも
もっと現役で滑りたかったでしょうし、
私たちも真央ちゃんの
滑りを見たかったです。
>通過点だと思います。
という表現に
真央ちゃんの気持ちの揺れを感じます。
新たな夢や目標も見えてないでしょう。
でも真央ちゃんの体は
もう悲鳴をあげて いました。
真央ちゃんの頭野中には
今年の年明けからずっと「引退」
の二文字がめぐって いたのでしょう。
引退を発表したことで
今はほっとしているかも
しれないですね。
今はゆっくり体を休めて、
ちょっと元気になったら、
今まで、練習にあけくれて
できなかったことが
たくさんあると思うので、
そんなことも経験しほしいです。
一人の女性として、 恋もして、
幸せになってほしいなぁと思います。
真央ちゃんは大丈夫。
きっとまた素敵な笑顔を
私たちに見せてくれます。
真央ちゃん、
今まで私たちに夢と希望を
ありがとう。
真央ちゃんが頑張ることで
勇気をもらえました。
真央ちゃんの引退で、
キム・ヨナ選手や
安藤美姫選手らと
築いてきた一つの
時代が終わったなぁと
思います。
平昌オリンピックで
また新たなヒロインが生まれ、
伝説の物語が始まることで
しょう。
彼女たちの華麗な舞を
楽しみにしています。
どんなに頑張っていても、
どんなに偉大な指導者でも
後進に道を讓る時がきます。
後進になにを残せるか、
引き際を間違えず、
潔く引けるのか、
そんなことも大事だなぁと
思いました。